
はじめに
移ろう音楽メディアシーン。「CD」で音楽を楽しむ光景は日に日に薄れてきている。
「アイドルのグッズとしての扱われ方」や、「ジャケットが好き」、「オブジェとして雰囲気がある」など、純粋に音楽そのものを聴く以外の活用の方法はあるものの、どうしても影は薄くなってきている。
変わって出てきたのが、iTunes等に代表される「ダウンロード配信」だね。こちらも出てきてから10年ほど経つのかな。1曲150〜250円でデータをダウンロードするやり方。
ただ、ダウンロード市場も正直縮小気味だ。やはり、何と言っても「YouTube」で無料で聴けてしまうのがデカイ。
そして最近よく耳にするのが「サブスクリプションサービス」
このサブスクで音楽を聴くというスタイルが、今後の音楽シーンの定番となっていくことは間違いない。もうすでにそうなっている。
TuneCore
CDや、iTunes配信、サブスクが出始めた頃は、そのような媒体を操り、自分の楽曲を世の中に流通させることって、結構大変な作業だった。予算もいるし、特別なネットワークがないと情報すら入ってこなかった。
ただ、この、「配信」「サブスク」というものを、よりミュージシャン達にとっての身近な存在にしたのが、音楽配信サービス「TuneCore」だ。
もちろん、TuneCoreのメリット、デメリットもあるので、よく考えて業者を選ぶ必要はあるが、登録してから配信されるまでのスピードは他業者には真似できない。僕は色々なサービスを使ったり見たりしたが、今はTuneCore一本です。
submit
そんなフリーのミュージシャンの救世主「TuneCore」に、またワクワクするサービスが始まった!
それが楽曲を「submit」するというサービス。
このサービスの紹介をTuneCoreは下記のように伝えている。
今回のTuneCore Japanの新機能「サブミット」とは、リリースに関する詳細資料をアップロードできる機能となります。新譜リリースをサブミットすることで、配信ストアでのバナーやピックアップ欄、プレイリストなどであなたの楽曲が展開・紹介がされやすくなる場合があります(必ずしも展開される訳ではありません)。リリースする作品・アーティストの活動内容について、できるだけ多くの情報をサブミットしましょう。(「TuneCore News」より引用)

サブミッションメディア
submitをしっかり理解するためには、サブミッションメディアというものを知る必要がある。
ただ、簡単に説明すると、様々なプレイリストを展開しているプレイリスター、メディアに、「この曲をプレイリストに入れてください!」と連絡できる機能です。
昔だったら、新譜が出来たら、テレビ局やラジオ局などのメディアの担当者に

と送っていたと思いますが、それと同じ構図だと考えて良いと思う。
このsubmitするという作業は、ここ最近活発に行われているプロモーション方法だが、方法としては直接、プレイリスターにご連絡したり、Spotifyの場合、「Spotify for Artist」というマイページの中で英語と格闘しながら行うしかなかった。
それが、ただでさえ使いやすい、TuneCoreの中で出来るようになったのだ。これは「音楽業界の中で何かが変わる!」としか思えない!
まとめ
実際、まだピンと来ないと思うが、submitして、有名プレイリスターが、プレイリストに楽曲を公開してくれたら、一気に再生数も期待できる。
ただ、現在は、これから登録する新曲しかsubmit出来ません。また、submitする楽曲の場合は、リリース、2週間の登録が必要となる。
公開への早さが売りだったTuneCoreなので、2週間も待ちたくない!となるかもしれない。サービスは広がったが、自分のこの楽曲をどうしたいのかで、使用するサービスが変わってくると思います。

オススメ!
ユーザー、音楽ファンのみなさんも、サブスクでの視聴を絶対にお勧めします!!
好きな楽曲はもちろん、サービスが色々自分の好きそうな音楽をレコメンドしてくれるので、知らなかった名曲達に出会えるし、今回の記事でお伝えしたような、様々なプレイリストが、日常を彩ってくれることは間違いありません。
Apple Musicは、今なら無料期間3ヶ月という太っ腹キャンペーン中!