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ヒット曲ってCDの売上げや配信数だけで判断出来ない!?ではヒット曲の定義とは?

筆者
こんにちは、音楽家の近藤薫(@kondo_kaoru)です。

はじめに

世の中では、様々な楽曲が様々な形でリリースされている。最近では、ほとんど売れないと言われているCD、そしてiTunesなどのダウンロード配信、そしてもはや世界標準になっているApple music、Spotifyなどのサブスク(定額聴き放題サービス)。

ひと昔前はCDやレコードを街のCDショップが、流通会社から仕入れて、レジ(POSコード)を通してお客さんに販売していた。その数字をオリコン等のヒットチャートを扱うメディアが独自に計算してヒットソングトップ100のような感じで並べ発表していた。

数字こそもちろん確実なものではないにしろ、販売経路が少なかった分、そこそこ信憑性がありました。そのチャートを見て関係者やアーティスト、ファンは一喜一憂していたわけです。

上位にいる楽曲が、今売れている曲なんだとはっきりとヒットの構図が見えた。

では、今はどうだろう。

同じようにオリコン等、チャートを扱う媒体はあるが、よく言われる「アイドルの特典券商法」もそうだが、CDショップに下ろさず手売りでCDを売りまくっているアーティストもいる。

手売りでどれだけ売ろうと、オリコンチャートには入ってこない。

またCDを買わずにDL(ダウンロード)配信で聴く人もいる。DL数はデジタルなのである程度数字は見えるかもしれない。

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そして最近主流のサブスクリプション(聴き放題サービス)。こちらも数字はもちろんはっきり分かるが、ひとりの人が1000回聴いているのか、1000人の人が1回づつ聴いたかなんて分からないだろう。そりゃ、配信業者は、どの地域でどの端末で聴かれたかなんてのも分かるだろうが、そこまでは公開しないと思うので、楽曲の再生数イコールファンの数とは決めにくい。

カラオケの再生数も、偏ったファンからの統計なのであてにならない。

なので今、数字だけ追っかけても、それが人気とは言えない。

ヒット曲の見極めが方

「ヒット曲=売れている=認知度が高い」

だと思っています。

なので、僕の場合、どの曲がヒット曲か見極めるために、非常にアナログ的手法だが、自分の周りの人(年齢、老若男女問わず)に、「この曲は知ってる?」「好き?」と聞くようにしている。

ランダムに聞いた10人中、半数以上が知っていて好きと答えたら、ある程度認知度が高くヒットしてるのかもしれないと思うようにしている。

例えば、AKB48はヒット曲をたくさん持っているけど、最近のミリオンセラーしている最新曲より、「ポニーテールとシュシュ」の方が一般的な認知度は高いと思います。ただ、驚くことに「ポニーテールとシュシュ」は70万枚くらいしか売れていないらしい。(まぁ、それでも大ヒットに違いはないが)

もちろん誰に聞いた10人かにもよるし。もっと聞く人数も増やすべきかもしれないけど、ヒットしてるかどうかは、自分の皮膚感覚でしか信じられないのではないかと思っています。寂しいけど、数字は捏造出来てしまうからね。

そういう意味でも本当のヒット曲を作りたい!と強く思う今日この頃です。

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ABOUT US
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KONDOKAORU.JP編集部
KONDOKAORU.JP編集部とは、音楽家 近藤薫の活動、また音楽業界の動きをを様々な角度から発信していく編集チーム。

【編集長 近藤薫プロフィール】1999年ポリドール(現ユニバーサルミュージック)より、メジャーデビュー。2002年バンド解散後ソロとして活動を始める。【主なソロ作品】「ハロー&グッバイ」「風に乗っかって」(「テニスの王子様」ED曲など関連作品)【楽曲提供】V6/AKB48/東方神起/テゴマス/Juice=Juice/℃-ute/アンジュルム/下野紘/DEEN/柏木由紀/マオfromSID/鈴村健一/松井恵理子/dela/太田克樹/ROSARIO+CROSS/dela/出口陽 など。