はじめに
どんなときも神経を尖らせて、魂焦がして、ヒット作品を作るべく世の中のミュージシャン、クリエイター達は切磋琢磨、試行錯誤しております。
どのクリエイターの方も、作風だったり、創作スタイル、スタンスがしっかりあって、何を言われてもその部分に関しては譲れない!というこだわりを持っていたりしますね。
制作時のこだわり
例えば制作する時間帯、場所にはみんなこだわりがあるようです。きっと何かが降りてくる!?シチュエーション、時間帯みたいのを、験(げん)担(かつ)ぎで掲げている人もいたりするのでしょう。
中にはパソコンモニターの前にはこのキャラクターグッズを置くとか、スピーカーには水晶を置くとか、部屋の灯りは暗くするなど、こだわりは様々です。
僕の場合は、自分の自宅スタジオで、必ず朝作業というのが最近のこだわりで、スタイルです。いわゆる朝型ミュージシャンなんですね。
もうこの仕事を約20年くらいしていますが、若い時は絶対的夜型ミュージシャンでした。深夜から朝にかけて作業して、朝日に「おやすみ」を告げて床についていました。
ある時、締め切り間近のこと。いつものように夜から深夜にかけて、頭をひねらせて、何度も何度もやり直して、創作活動に悪戦苦闘していたとき、結局何も生み出せずにスタジオのソファーで寝てしまったんです。起きたら朝の6時くらいで、
と急いで起きて、速攻作業を始めました。そしたら、昨晩あれだけ何も出てこなかった部分が、スーッと浮かんできて、楽曲がひとつにまとまったんです。そして無事、楽曲の提出に成功。
しかもこの曲、タイトルは明かしませんが、とあるアーティストの楽曲に採用されたんです!
こんな事があったからなのか、朝、しかも「早朝作業で完成した曲には福がある!」と自分の中の「おまじない」なものになったんです。それからずっと朝です。もちろん前後の仕事の関係で違う時間に創作する事もありますが、基本は早朝です。
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今の自分のスタイルを大きく分けると、
- 創作(作詞、作曲)は朝(早朝)
- 制作(レコーディングなど)は昼間
(僕個人の場合)
創作に関してあえて、朝創作、夜創作で出来る作品の質感の違いをあげるとするならば朝型作業
メジャーkey、アップテンポ、16ビート系、歌詞のテーマは頑張ろうぜ、メッセージソング系。
夜型作業
バラード、ミディアム系、歌詞はラブソング系、感情移入系
どちらかというと、ご依頼を頂いたコンセプトがはっきりした職業作家的感覚で進めなきゃいけない曲は「朝型」に向いていて、自分で歌う楽曲や自分の心を綴るような曲は「夜型」なのかもしれない。
まとめ
自分が朝型であるということと、朝型ミュージシャン、夜型ミュージシャンの時の出来る曲の違いを書きましたが、クリエイターとしては、あくまで自分のテンションのもっていきかたが重要なんです。
どうしたら、集中力を高められて、その楽曲に没頭できるか!?というところが勝負です。この環境を自由に作れたら、備わっているパワーが出せるので、わりとすんなり目標としている作品に辿り着けます。
もし、創作、制作に煮詰まったり、スランプに陥った時は、自分の技術、才能の有無を責めずに、いちど、シチュエーション、時間帯を変えてみることをお勧めいたします!
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