
はじめに
ギタリストの皆さん、かっこいいアドリブギター、弾きたいですよね?
コピーバンドのときはあまり考えないことですが、オリジナル曲を初めると「もっといいアドリブギターが弾きたい」と悩む人が多いはずです。
でも、かっこいいギターのフレーズってどうやったら思いつくのでしょうか?答えは簡単。「スケールを覚えること」、そして、「かっこいいフレーズをたくさんコピーすること」です。
かっこいいアドリブギターを弾く方法、おすすめの練習方法などについてまとめます!
「スケール」を覚える必要がある!?
かっこいいアドリブギターを弾くには、「スケール」を覚えてしまうのがいいです。厳密に言うと、スケールを覚えなくても、ギターソロを考えたりすることはできます。
でも、スケールを知っていたほうが、断然時間が早いです。スケール無しでアドリブギターを弾くのは、英単語帳なしで英語を喋ろうとしているようなもの。以下では、スケールについて詳しくみてみましょう。
スケールとは?
ものすごく簡単に説明すると、スケールとは「音の並び」のこと。皆さんもご存知の、「ドレミファソラシド」もそのひとつです。ちなみにこれは、「Cメジャースケール」と呼ばれます。ギターをやっている方なら、なんとなく聞いたことのある言葉ではないでしょうか。
また、この「ドレミファソラシド」のどれかが半音上がったり、下がったり、また音自体がなくなることでスケールの名前が変化します。
例えば、「マイナースケール」、「ペンタトニックスケール」などですね。
スケールを覚えるメリット
ロックでよく使われるのは、「メジャースケール」、「マイナースケール」、「ペンタトニックスケール」あたり。
スケールを覚えておけば、圧倒的に早くアドリブギターを考えられます。なぜなら、「ギターの指板上で、どの音がどこにあるかすぐわかるから」です。
英会話だって、単語帳を引きながら喋るのと、単語を暗記している状態ではスムーズさが違いますよね?ギターのスケールを覚えるのも、それと同じことなのです。
また、曲のキーを探す場合にもスケールは便利。曲に合わせて色々なスケールを探りながら弾いてみると、その曲のキーがわかります。
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「かっこいいたくさんフレーズをコピーすること」が重要!
もちろん、スケールは覚えておくに越したことはありません。フレット上で一音一音探しながらギターフレーズを考えるのは、とても時間がかかりますからね。
しかし、かっこいいギターを弾くためには、スケールの練習だけしていても意味がありません。スケールを覚えることは、いわば「英会話をするために英単語を全て記憶し終わった状態」です。
単語を覚えているだけでは、スムーズに会話することができませんよね?「中学校であんなに英単語を覚えたのに、英語が喋れない」という状態と一緒です。いわば、知識を上手く使えていない状態なんですよね。
スケールという知識を最大限に活かすためには、アウトプットの練習が一番大事です。その最も効果的な方法が「かっこいいフレーズをたくさんコピーすること」。
たくさん曲をコピーすれば、スケールの反復練習になりますからね。
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そして、何よりかっこいいフレーズが自然と身につきます。海外に行くと英語が喋れるようになるのと一緒で、かっこいい曲をたくさん弾けば、自然とかっこいいフレーズが弾けるようになるんです。
「本当にそれだけでいいの?」と思われる方も多いでしょうが、かっこいいソロに必要なのは理論ではありません。
実は、あのエリック・クラプトンやジミヘンも譜面が読めないことで有名。彼らは独学でたくさんの曲をコピーし、あそこまで上り詰めたんですよ。

かっこいいギターフレーズのコピーにおすすめの教材
たくさん曲をコピーするといっても、闇雲に曲を選ぶのは非効率的。やはり、「王道」といわれる曲をコピーしたほうが、上達が早いからです。野球の練習だって、キャッチボールから始めるのと一緒ですよね。
さて、ギターフレーズのコピーにおススメの教材ですが、、
3年後、確実にジャズ・ギターが弾ける練習法 (模範演奏CD付) (リットーミュージック・ムック)
この辺の教材は分かりやすかったですね!
ただ!!教本とずっと睨めっこしても心は踊りません。
とにかく、自分の好きな音楽、かっこいいと震えたフレーズをコピーしまくりましょう!やってて楽しい!!と感じるやり方が、一番の上達方法です。
まとめ
かっこいいアドリブギターを弾く方法、おすすめの教材などについてまとめました。かっこいいソロを弾くうえで大事なのは、
- スケールを覚える
- かっこいいフレーズをたくさん弾く
の2点です。フレーズは良いものをたくさん弾いたほうがいいので、たくさん弾き込んで、誰にも負けないソロを弾きましょう!
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