CM、番組、映画、アニメ、楽曲のタイアップのとり方!メジャーじゃなくても決められる!?

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筆者
こんにちは、音楽家の近藤薫(@kondo_kaoru)です。

一応、ドラマの主題歌、アニメのエンディング、映画の主題歌なども担当させて頂いた事があります icon-music

僕について。作った曲や、関わったお仕事に関してのまとめ

2018.08.07

はじめに

音楽活動をしていたり、ミュージシャン、クリエイターの人なら誰もが憧れる「タイアップ」。憧れまではしなくても興味を持ったことがあるだろう。

またはアーティストのマネージャー等をしていて、担当アーティストの新曲に「タイアップをつけてあげたい!」など思ったことがある、関係者も多いのではないだろうか。

タイアップとは?
『結びつく』という意味で、一般的には、『協力・提携』という形で相互が利益を共有できる関係を築こうとする場合に使われる。 また、音楽業界・書籍業界とテレビ業界など映像業界の結びつきによって、相乗効果を得ようとする商法のことも指す。引用:Wikipediaより

タイアップが決まった!とは?

  • ドラマ、映画の主題歌になる
  • 各番組のエンディングテーマになる
  • アニメの主題歌になる
  • CMソングになる
  • 各挿入歌、劇中歌

このような状況を、「タイアップが決まった!」という事になる。

『協力・提携』という意味では、イベントで毎回かかるテーマ楽曲なんかもタイアップと言えるでしょう。

タイアップを取る方法

音楽を作ったり、プロモーションしたいと思っている事務所関係者は、良い曲が出来れば、タイアップをつけていろいろな人に曲を聴かせたいと思いますよね。

こういうのって様々な大人の人間模様の中で決定していくものですが、知っているとスムーズに決める事も可能なので、簡単ですがタイアップをとる方法をいくつか紹介しましょう。

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①音楽出版権を渡す

これは、テレビ番組や、CMソングなどですね。

楽曲には、著作権、出版権、原盤権、著作隣接権などの権利がありますが、その中の出版権を何パーセントかお渡しするという方法です。印税と言われるものですね。売れたら本来、作家や出版社に入ってくる印税を何割かお渡しするという事です。

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2018.05.21

ザックリいうと「権利を少しあげるから、タイアップちょうだい!」という事。

タイアップの決定権を制作会社や局が持っている場合、タイアップ楽曲を募集します。もちろん一般公募は基本していませんが、局の子会社(傘下)の音楽出版社から集めます。

そこからレコード会社、プロダクション、アーティストに「タイアップ集めてますよ」という連絡がいきます。

そこで権利(出版権)はお渡ししてもいいからタイアップが欲しいです、という曲が集まります。その中から作品にあった曲が選ばれますね。

時々、そこに協力金なんていうもを請求される場合もあります(涙)。

②作品に出資する!

これは、アニメや映画の場合ですね。

アニメや映画を作るためには「アニメ製作委員会」「映画製作委員会」的なのがあります。これは作品を作るために出資を募って出来たチームです。

大きな作品だと誰もが知っているような大企業様がズラッと並びます。金額も個人で払えるような金額ではありません。

この企業様の中には大抵、レコード会社とか音楽系の会社が入っています(お金を出しています)。この作品の主題歌、エンディング曲など音楽部門の権利は、その企業が管理する事が殆どです。

結果、そのレコード会社に所属しているアーティストがタイアップを獲得することになりますね。

③原作者指名

上の①②を越えて決定してしまう場合があるとすればこれ。

アニメや映画の原作者には絶対的な完成イメージがあります。その原作者様にこのアーティストでいきたい、この声でいきたい!とイメージがピッタリ!と思われたら、ほとんどの確率で決定するでしょう。制作を監修しているプロデューサーも決定権はあるかもしれません。

ただ、作品を作るのには制作費がかかります。制作費が足りない作品とかになると、①や②の方法が優先される場合がありますね。

まとめ

今回ご紹介した方法だけ見ると、タイアップをとるというのは簡単ではないですね。ただ、決定になるのにメジャーもインディーズも関係ありません。もちろんアニメの製作委員会に入るには、ある程度の資金が必要になるので、大きなメジャーメーカーがそのポジションを獲得しやすくはなりますが。

結局「タイアップとるのってお金でしょ?」と言われています。もちろん、今回の方法を見ても分かるように、お金はかかるものです。

ただ、作品をプロモーションするのには絶対にお金はかかります。今は様々なメディアが誕生してお金をかけずにプロモーションをすることは可能です。

大好きな楽曲を的確にプロモーションする為に、予算枠を適切に使いたいものですね。そのために、いろいろな事情を勉強しておくべきだと思います。

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