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ライブ、イベント後は反省会をしよう!ダメだしは技術面だけをしていては向上しない!?

筆者
こんにちは、シンガーソングライター、作曲家の近藤薫(@kondo_kaoru)です。

はじめに

毎週末、何らかのライブ、イベント現場に参加しています。自分名義のステージだったり、ユニットの方、また自社レーベルの主催イベントで新人アーティストたちのバックでサポート演奏したり形は様々ですが。

ライブ終わった後、繰り広げられる反省会、ダメだし大会。これがパフォーマンス力、ライブ演出を向上させるためには絶対必要なのです。

この反省会をやりたがらない新人もいるよね。(映像を観るのが恥ずかしい等の理由、または過去の自分に無関心)

反省会、ダメだしの受け入れを拒むアーティストは絶対に良くならない。

ある意味、自分大好きナルシストくんたちの方が、過去の自分、今の自分をしっかり見つめるので上達していく。

向上に、ベテランも中堅も新人も関係ないが、次のライブを良くしようと思うのなら絶対に、反省会を実施しよう。

反省会

反省会を有意義な、より良い時間にするために、気を付けたほうがいい点を考えてみた。

①ライブ映像を観る

今はライブハウスにも映像録画のオプションサービスがある会場も多い。無ければスマホでもいいから撮影しておこう。

②ひとりでやらない

映像を観たりするとなると、どうしても帰って自宅鑑賞して、ひとり反省会になってしまうが、第三者(メンバー、スタッフなど)と一緒にした方がいい。自分じゃ気付かないところを指摘してもらえたりするから、改善点に気付きやすい。

③演奏技術だけをきにしない

どうしてもライブ(イベント)映像を観ながら反省会をすると、

  • 「ここのフレーズを失敗した!」
  • 「サビの音程が悪かった!」
  • 「リズムがよれた!」
  • 「歌詞を間違えた!」

など、技術に対するダメだしが多くなる。

ただ、技術面はもちろん大事だが、ライブの流れ、構成、演出の方に意識を回すべきだと思います。

楽曲を良く聴かせるための、MC、もっていきかた、とても大事です。同じ曲でもここを意識するだけで楽曲の聴こえ方がグッと変わります。

  • 「タイトルコールをしている時の表情」
  • 「曲紹介時の声のニュアンス」
  • 「曲イントロに入るまでの間」

など、気にしてほしいところですね。

例えば「家族」の歌を歌いだす前に、昨晩宿泊したホテルでの珍事件を話すより、幼少時代の話や、苦労した学生時代の話しをしてから、イントロインした方が、楽曲の世界は広がるかもしれません。

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まとめ

せっかく良い音楽を作っても、ダメなライブパフォーマンスを続けてしまったらすべてが台無しになってしまいます。

そして悪い印象を一度持ってしまったお客さんはなかなか戻ってきてくれません。

逆に、楽曲がイマイチでも、感動的なライブを展開するアーティストも少なくないです。

最初から良いライブを繰り広げる天才なら良いですが、どんな新人も初期のライブは目を覆いたくなるものです。

良いライブにするのも、悪いライブにするのも、ライブ後の反省会、ダメだし、で決定します。
たくさん、ダメ出しして、受け入れて、消化して、良いライブ、イベントを作っていきましょう。

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ABOUT US
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KONDOKAORU.JP編集部
KONDOKAORU.JP編集部とは、音楽家 近藤薫の活動、また音楽業界の動きをを様々な角度から発信していく編集チーム。

【編集長 近藤薫プロフィール】1999年ポリドール(現ユニバーサルミュージック)より、メジャーデビュー。2002年バンド解散後ソロとして活動を始める。【主なソロ作品】「ハロー&グッバイ」「風に乗っかって」(「テニスの王子様」ED曲など関連作品)【楽曲提供】V6/AKB48/東方神起/テゴマス/Juice=Juice/℃-ute/アンジュルム/下野紘/DEEN/柏木由紀/マオfromSID/鈴村健一/松井恵理子/dela/太田克樹/ROSARIO+CROSS/dela/出口陽 など。