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どんな優れたミュージシャン、タレントでも出し惜しみしてたら商品価値下がるよね。

筆者
こんにちは、音楽家の近藤薫(@kondo_kaoru)です。

音楽やお芝居、ダンスなど芸事に年齢は関係ない!と、以前ブログで記事にしました。

>>音楽に年齢は関係ない、一番大事なものについて熱く語った記事

もちろんいくつになっても年相応のパフォーマンスをしていれば年齢に関係なく人に感動を与えられる。それは絶対です。

商品価値とは?

ただ、どんなアーティストも1番良い旬な時期というのがどうしてもあるんだよね。それは技術面、発想力というポイントでもそうだが、自分が商品として充実しているタイミングというのがある。例えば何か小さな成功を納めた後でで注目が集まっている時とか、いわゆる商品価値が高い時期というのが誰にでもある。

年齢は関係ないけど、その商品価値が高い時に、しっかりした戦略を立てて攻め込む方が売れる可能性は高くなると思うのです。

知人ミュージシャンのお話

彼は、ほぼ社長ひとりで切り盛りする小さな小さな個人事務所に所属していました。その社長プロデューサーの頑張りもあり23歳の時、メジャーデビューを勝ち取りました。ただ、1ショット契約というあまり良い条件のものではありませんでした。

>>本当のメジャーデビュー、形だけのメジャーデビューのお話

1ショット契約というのは、年数契約ではなく、1枚だけ出してあげるよという、枚数契約のこと。

もちろんお金もメジャーが全部出してくれる、本当の意味のメジャーデビューでした。

ただ、1ショットでのリリースでありながらも、ラジオとかでも結構取り上げてもらい、本当に小さな小さな、それは「ヒット」とも言いにくいけど、都内で小さなライブ会場でワンマンライブが出来るくらいの状況になりました。

良い調子だなと判断したレコード会社は、もう一枚出しませんか、と彼(事務所)に持ちかけました。しかし彼はこの感じであれば、もっと大手のレコード会社と、さらに良い条件で契約出来るはずと思い、追加リリースを断ってしまいました。

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その後

時間をかけて探したが、描いていたプランで契約出来るレコード会社には結局巡りあえず、積み重ねたのは音楽をしていない時間だけ。

「たられば」は良くないけど、すぐ最初のメーカーと延長契約して、次作を出していたら次のステップに迎えてたのかなと思ったり。彼は「大手を探す」というひとつの勝負に出たと思うんだけど、自分の商品価値のピークを読み違えてしまったのかもしれません。

そもそも大手と契約が決まったとしても、色々会社同士の準備もあったはずだから、すぐリリースは出来なかったはずだよね。

この世界、タイミングが全てですね。それを「運」とまとめちゃっている人もいるけど、タイミングを見逃さないことも「才能」のひとつだから、一概にこの業界「運」がすべてとは言えない。

INFORMATION

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KONDOKAORU.JP編集部
KONDOKAORU.JP編集部とは、音楽家 近藤薫の活動、また音楽業界の動きをを様々な角度から発信していく編集チーム。

【編集長 近藤薫プロフィール】1999年ポリドール(現ユニバーサルミュージック)より、メジャーデビュー。2002年バンド解散後ソロとして活動を始める。【主なソロ作品】「ハロー&グッバイ」「風に乗っかって」(「テニスの王子様」ED曲など関連作品)【楽曲提供】V6/AKB48/東方神起/テゴマス/Juice=Juice/℃-ute/アンジュルム/下野紘/DEEN/柏木由紀/マオfromSID/鈴村健一/松井恵理子/dela/太田克樹/ROSARIO+CROSS/dela/出口陽 など。