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【超初心者 練習用】はじめての音楽リハーサルスタジオの選び方

筆者
こんにちは、音楽家の近藤薫(@kondo_kaoru)です。

はじめに

楽器、歌を少しだけ本格的に始めて、本や映像で勉強して、レッスンとかも受けだして、ようやく組んだバンド。

または、ミュージシャン、シンガーソングライターの卵としてのスタートラインに立った時、次のステップとなるのが、外部のリハーサルスタジオを借りての練習です。自宅ではなく、本番さながらの音量、パフォーマンスでの練習は絶対必要です。

今回は超初心者が、スタジオを借りる時の選び方のポイントをご紹介します。

スタジオの選び方

初心者がスタジオを選ぶ際に気にしたいポイントは、いくつもありません。

例えば、中級者になると、こんな事が気になるところです。

  • 機材搬入が楽にできるか、搬入口の有無
  • スタジオの間取りが自分のスタイルにあっているか
  • アンプ、ドラム等の楽器は何があるか?
  • 音響、マイク、録音環境
  • 機材のレンタルがあるか
  • 立地
  • 禁煙、喫煙環境
  • 料金

などなど。

もちろん初心者のみなさまも、上記ポイントは気になるところではありますが、一番気にするところはそこではありません。

ストレスなく練習に入れるか、集中できるか!?

気にした方がいいのはこの一点です。

料金、立地は当たり前ですが、場所が少しくらい遠くても、料金が数百円高くても、この部分を気にしてほしいです。

「ストレスなく練習に入れるか!?」というのはどういうことかと言うと、初心者のみなさんはスタジオのすべてが初めてなはずです。絶対にぶつかる壁が、機材セッティングです。

  • ちゃんと音は出るのか
  • マイクスタンドの立て方
  • ピアノ、マイクは音響機器に接続できるか?
このようなところに四苦八苦して最初の数十分を無駄にしてしまっては、何のための練習時間か分かりません。

ここで苦戦して嫌な印象が付いてしまったら、音楽そのものが嫌いになってしまう可能性もあるでしょう。

慣れている人の中では当たり前の知識があります。

慣れている人
ミキサーに繋いで、フェーダーを上げて、レベルが足りなかったらGainを上げて、ステレオ回線だからパンを振って、エフェクターをセンドに送って。。。

このような事は、中級者にとっては当たり前の用語です。

新人
店員さんに聴けばいいじゃん

そうです、店員さんに聞けばいいのですが、店員さんもいわゆる「中級者」カテゴリの人たちです。丁寧に説明をしてくれますが、「当たり前」の部分の説明が時に抜けていたりします。

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選ぶ時のポイント

初心者がスタジオを借りる際の絶対に確認したいポイントは、

設置や接続サービスがあるかどうか!

です。

予約する際に、電話で初心者ですが、スタジオ内のセッティングサービスはありますか?

と聞いてください。

スタジオ
プラス100円で、ピアノのセッティングまでやっておきますよ。

というスタジオもあります。

新宿区高田馬場のGatewayはこのサービスがありましたね。

他にも有料サービスを用意しているスタジオはありますので、電話でとにかく確認してください。

店員さんによっては、無料だけど、設置まで手伝ってくれるところもありますが、夜や週末だと、バンドさんとかの利用者が多く、忙しくて完全な対応をしてくれないところが多いです。

まとめ

機材のことも覚えないと絶対にいけませんが、その前に練習そのものがストレスなくやれないと、向上もなければ、楽しくもありません。

セッティングがまともに出来ていない状況で、「なんかやりにくいなぁ」と思いながらやるのは、総合的に見てマイナスです。

是非、自分に合ったリハーサルスタジオを探してみてください!

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ABOUT US
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KONDOKAORU.JP編集部
KONDOKAORU.JP編集部とは、音楽家 近藤薫の活動、また音楽業界の動きをを様々な角度から発信していく編集チーム。

【編集長 近藤薫プロフィール】1999年ポリドール(現ユニバーサルミュージック)より、メジャーデビュー。2002年バンド解散後ソロとして活動を始める。【主なソロ作品】「ハロー&グッバイ」「風に乗っかって」(「テニスの王子様」ED曲など関連作品)【楽曲提供】V6/AKB48/東方神起/テゴマス/Juice=Juice/℃-ute/アンジュルム/下野紘/DEEN/柏木由紀/マオfromSID/鈴村健一/松井恵理子/dela/太田克樹/ROSARIO+CROSS/dela/出口陽 など。