
はじめに
歌や楽器を始めたり、バンドを始めたり、練習を繰り返し、目指すのは、まずライブでのパフォーマンスだと思います。
ただ初心者の場合、最高の音響とスタッフがいるステージでいきなりパフォーマンスが出来るという可能性は低いです。
ライブハウスのスタッフでも、もちろん優秀な人はいますが、日々沢山のアーティストの音を作っていますし、始めて出演するアーティストの声質、声量、パフォーマンス力を、その日の短いリハーサルだけで判断出来ません。
そんな環境の中、はじめてのステージは始まり、進行していきます。
歌い方、表現
歌のテクニックとしてひとつあげられるのが、メリハリを付けることというのがあります。しっかり抑揚をつけて、歌の世界を構築するというものですね。

この王道の歌唱方法は、歌をよく聴かす為には絶対的の技だったりするのですが、慣れない環境、完成されてない環境で、これを100%やってしまうと、

とか、お客さんに言われてしまいます。
それはAメロの、優しく、弱く歌っている部分が、音響的な部分か、スタッフとのコミニュケーション不足のせいなのか、上げられず、はっきり聴こえなかったりするからです。

悪環境での歌唱の解決策
とは言っても、バラードとか最初から大きな声で歌い始めては、せっかくの曲が台無しになってしまいます。
なので、メリハリの方法を会場に合わせて使い分けましょう。
悪環境のイベント会場で歌う場合は、音量でメリハリを付けてはいけません。音量はしっかり出しつつも、ニュアンスで優しさを表現しましょう。
- 息の量を増やしたり、
- 語尾だけを優しくする
Aメロの歌詞、メロディが聴き取れて、はじめて楽曲は成立します。なのでAメロをどう歌ってメリハリを付けるかを、現場に合わせて考えましょう。
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まとめ
売れるまでは、専属のPAがどこの現場にも帯同してきてくれるなんて事はありません。
会場のコンディション、スタッフの力量に合わせて、演奏するスイッチを切り替えるのも必要なのかもしれません。