
はじめに
作曲する時、演奏する時、録音する時、様々な機材を使用します。
- パソコン
- プラグイン
(エフェクター、シンセなど) - ハードウェア機器
(プリアンプ、マイク、コンプ等)
時代は21世紀に突入し、文明は恐ろしく進化して、昔じゃありえない事が、機械やパソコンでいとも簡単に出来るようになってしまった。
クリエイターのこだわり
作詞作曲をするクリエイターには当然こだわりがあり、制作スタイルがある。
キックやスネア、ベース、シンセの音に対して情熱を注ぎ、魂を削って作品にしていく。
その昔、テクノの巨匠たちは、キックの音を作るのに丸2日とか平気でかけていたという。
オート、プリセット音源
ただ、時代は進化して、昔丸2日かけて作った音(似た音)が、最初から機材にプリセット音源として入っていたりする。
その魂を削った音がが、数万円の機材で数秒で呼び出せる。
エフェクターなどもそうだ。
数百万かかったリバーブとかが、プラグインとして再現され、ものの数クリックで呼び出せる。
時間の流れは残酷だ。
SPONSORLINK
クリエイターの言い分
ここでクリエイター達は言う。

僕もクリエイターの端くれだから、その気持ちは痛い程分かる。
完全なクリエイター目線(この場合耳線というのかな)で、聴いてみたら、そりゃ確かに再現は仕切れていない。
ただ、僕たちはプロとしてやっている訳で、趣味ではない。そうやって言うと、プロだからこそその微妙な差にこだわるべきなんじゃないか!?と言う人もいる。
もちろんそうなだけどさ、僕らは音楽を作って対価を頂いている。
締め切りも、予算もあれば、クライアントさんの今後のプロモーションの算段もある。
あまりにもクリエイター感むき出しのこだわりは、命取りになる。
こだわった手作りサウンドの魂の一曲より、プリセットを使った魂の2曲の方が喜ばれる場合もある。
まとめ
本日のテーマは、あくまでクリエイターマインドは分かりきった上での内容というのをご理解ください。
売れてお金も時間も有り余ってたら、人の少ないリゾートスタジオで、とことんわがままに、こだわりの楽曲を作りたいなと思ったりします。
今の音楽業界にそんな景色はどこにもないけとね。
補足
もし趣味志向、プロ志向者でも時間があって、音作りが心から楽しい!!という気持ちでやってるなら当然問題はないと思います。
人は楽しむために生きているのですから!
あくまで時間と格闘している人達が対象のお話でした。