
はじめに
歌手や、シンガーソングライター、アイドル、バンド、タレント、役者。
新人の皆さんは、ジャンルは違えど、日々目標に向けて試行錯誤していると思います。
何をもって「成功」と呼ぶのかは、それぞれ個人でもう一度明確にするべきだと思うけど、「夢」に向かって歩き出すと、必ず到達、通過しなくてはいけないものがあります。
それは「ライブ」「オーディション」への参加です。
オーディション、ライブ
新人の場合
当然、技術もメンタルも育っていないのが新人です。可能性や、勢いで世の中にアピールしていかないといけないのですが、大抵の新人が「ライブ」や「オーディション」を前に言います。



このような気持ちで、行動にブレーキをかける子が多いです。
これは、あまり良い傾向ではありません。
もちろん、もう少し曲を増やすので「一か月待ってください」と言って、実際、一か月後に確実に参加出来ているなら良いのですが、そういう事を言う新人は、いつになっても「まだ完璧になっていないから」と、逃げ道を作って前進しようとしません。
「やりたい」「売れたい」と強く願うからこそ、ダメな状態で参加したくないという意味だと思うんだけど、「歩きながら勉強する!成長する!」というマインドが必要なんだよね。
チャンスは自宅の部屋には落ちていません。外に出ないとチャンスや、キッカケには巡り合えません。
それに、「自分を完璧にしてから」って言うけど、そんな状態、プロになったとしても到達できません。
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完璧主義者
「人にどう見られるか!?」を気にする完璧主義者の新人ほど、日の目を見ずに、去っていく傾向があります。
僕はそんな仲間をたくさん見ています。
きっと才能があるがゆえに、こんな状態を見せられない!聴かせられない!と思うのでしょう。
才能がある新人だからこそ、余計にもったいないんだよね。
まとめ
「ライブ」「オーディション」への参加の話が目の前にくるだけでも、チャンスです。
「今の自分にはまだ早い」など思わず、今のベストで参加しよう。
そのステージで、きっとたくさんのミスをして、悔しさを持ち帰って、ひとつ、またひとつと成長するんです。
僕も最初の頃にコンペに出した曲demoを聴くと、ほんとうに耳をふさぎたくなるほど酷い(笑)
ただ、今思えば、そのdemoを聴いてくれた人が、「近藤君、曲ね、まだまだ全然ダメだけど、もっといろいろなコンペをくれる作家事務所を紹介するよ」といって、紹介してくれた事務所が、その後お世話になった事務所でした。
小さなトライが、未来を連れてきてくれたのかなと思っています。