こんにちは、シンガーソングライターの近藤薫(@kondo_kaoru)です。
はじめに
仕事として音楽に関わるようになって約20年。作詞作曲などの制作がお仕事の中心ですが、ずっとメイン楽器はギター。
ここ数年はめっきりアコースティックギターばかりかな。
20年も仕事で音楽をしていると、メイン楽器はどんどん増えてくる。安いアコギから、時に、ちょっと奮発してこだわりのギターを購入したりしてね。
なんだかんだ、ギターも売り買いを繰り返し、これだ!というギター、10本ほどに現在おさまっている。
ギターという楽器
アコースティックギターという楽器は木で出来ている。木は新しいものより、古く、たくさん使用している程、音は鳴ってくると言われている。
そんな中、たくさんギターを購入したり繰り返していると、驚くようなギターに出会う事がある。中古で安かったから、天候の不安定な野外ライブとかで使えるかなと思って、あまり期待せずに購入したギターが、馬鹿みたいに鳴りはじめたりする。
逆もあります。
Martin「OM-42」
このギター、Martinの「OM-42」

実は、Martinだし、大好きなOMだし、楽器屋で試奏したときの手応えは感動的だったし、迷わず購入を決定したギター。
育てるのが楽しみだなぁと思って、自宅でも、仕事でも進んで使うようにした。ただ、ピックアップは積んでいないのでレコーディング用としての使用。
しかし、曲の中に入った時の聴こえ方も、部屋でガンガン弾いている時のサウンドも、いまいち輝いてくれない。想像以下の鳴りが続く。もちろん腕も関係してると思うけど、それにしても鳴らない。
メインで使用している、「OM-28」(ライブ用、M-Factory搭載)は、思い通りの鳴りをしてくれているのに。こいつを越えたいと思って買ったのに。
ちょっと諦めて、いっそ手放してしまおうと思って、買い手をずっと探していた。
しかし、購入して4年ちょい。。

同じ楽器とは思えないくらい鳴り始めてきた。驚いた。

今では、ピックアップを搭載しようか悩んでいる。
M-Factoryは高いから、簡単に搭載できないです。。フル装備すると22万円くらいするので。
まとめ
ギターは音も大事だけど、見た目(外観)も大事。これは弾いてて気持ちい、悦に入れる、という部分もやっぱりある。
購入するときはいつも直感でいいと思う。
ただ、もし、そのギターの外観に惚れて購入に踏み切ったとしたら、そのギターは「いつか絶対に鳴ってくれる!」と信じて、弾き続けよう!
もちろんお仕事で使用している時は、思うように鳴っていないギターを現場で使うわけにはいかないだろうけど、影響ない現場や、家ではとにかく弾き倒して、自分の納得する音に変えていこう。
信じていれば、いつか相手は変わってくれるから!
下記本は、プロのギタリスト達が大事に育てたギターがたくさん紹介されています。是非、楽器の育て方の参考にどうぞ。