
はじめに
憧れのギターを手にして、夢と希望を膨らませ、日夜練習に励む新人ギタリストたち。
始めるにはもちろん目指すギタリストや、シンガーソングライター、バンドなどがあると思います。
今回は練習に励むギター初心者たちが陥りやすい状況を説明します。そしてどうしたらそれを回避出来るか!など書ければと思います。
ギター初心者の練習方法
練習方法として大きく分けてふたつあります。
①「知識詰込み型地味連」(座学優先)
名前は勝手につけましたが、知識をとにかく勉強して理論武装していくやり方です。


など。
②「好きな一曲入魂連」(完コピ!)
これまた、名前は勝手につけましたが、大好きな曲、または目標とする曲の楽譜(TAB譜)と睨めっこして、理屈抜きでとにかくその曲をマスターするんだ!と進むタイプ。


みたいのですね。

良くない練習方法
どちらにしても偏った練習は良くありません。
その中でも1番良くない練習方法は、実は②の「大好きな一曲入魂連」だけで突き進む事かもしれません。
好きな曲を演奏するのが1番楽しいから、どうしてもこうなってしまうのですが、この方法はおススメしません。それは、この曲を例えマスターしても、他の曲に変わったときに、理論、理屈を把握してないから、またゼロからスタートなんです。
もちろんある程度指は動くようになっているので、完全なゼロなわけではありませんが、成長しているようでしていないんです。
僕はこれで挫折したり、苦しんでいる新人さん達をたくさんみています。
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良い練習方法
良い練習方法としては、上記、①と②を同時進行で進める、もしくは40%、60%くらいの割合で並走させていくのが1番良いのですね。
①と②を同時に進める、つまり「基礎の地味練」と「好きな曲の完コピ練」を並走させるというのはどういう事か!?
それは、TAB譜でも大丈夫ですが、完コピしながら、曲やコードの知識を一緒に学ぶ事です。



これが分かっていると、曲が変わってもいろいろな事が見えているので、コピーしやすいし、1番差が出るのは、オリジナル曲のアレンジや、アドリブ等の時だね。

補足
TAB譜だけ見ると鳴っている音だけが並んでいるので、今弾いている音やフレーズがどのコードを使ってるのか、などが分からないんですね。
良くあるケースとしては、すごい難しいアルペジオやカッティングが出来ているのに、そこで鳴っている「A」というコードフォームを知らない!という例です。

っていうと



みたいなことは、ギターレッスンあるあるですね。
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練習に煮詰まったら?
アルペジオに関して
安定したチューニングのコツ!?
まとめ
練習は絶対に必要です。ただ、目的に合わせた練習のカリキュラムを組まないといけません。本当にただ一曲だけが弾けるようになれたらいい!という事だったら、一曲入魂練習でも構わないでしょう。
ただ、将来的に様々な曲にトライしたいとか、いつかはオリジナルを!と思っているのならば、最低限の知識は必要です。最速で無駄のない自分にあった練習方法を見つけたいものですね。
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