M-Factory
ギターインスト界では最高峰と謳われるピックアップ「M-Factory」。
押尾コータローさんはじめ、数多くのフィンガー系ギタリスト達が搭載して評価を得ていますね。
ポップス系では「いきものがかり」さんとか「コブクロ」さんも愛用されていると聞いた事があります。
ただ、ギターがもう一本買えるのでは?というくらいとても高価なシステムです。ガッツリプロか、本気趣味か、やはりギター・インストLOVEの人しか踏みきれませんね。
しかし!僕みたいな、どこにでもいる雑草シンガーソングライターが搭載するなんて100年早いと思いながらも、憧れと好奇心でMy GuitarのMartin OM-28に積んで7年くらい。フィンガーインストの方達の真似事もやってみたが、ある程度の声量で声を張る曲だったり、音響さんとイマイチ連携がとれないような小規模の箱だったりすると、どうしてもジャカジャカストロークになってしまう。
先日、「天窓」というライブハウスで弾き語りでワンマンライブをやった。

高田馬場にある老舗アコースティックライブハウス「天窓」さん。もともと四ツ谷にあったけど、今は高田馬場に移転して毎日アコースティックミュージシャンの若手達(そうじゃない人もいますが)が夢をかき鳴らしてシャウトしている。
山崎まさよしさんが、こけら落とし!?をされたというのでも有名な箱。
M-Factoryの開発者、三好さん曰く、フィンガーギタリストより、ストロークギタリストへのセットアップの方が難しいとのこと。
ここ数年使用してきたが、弾き語りの時はフィンガーでバラード等を選曲することの方が多かった。
ただ、先日所有しているレコーディング専用機「Gibson J-45(1961)」をどうしてもライブでかき鳴らしてみたくなって、M-Factoryの搭載を決意。
この日は、こんなに強くかき鳴らしていいのかというくらい弾いてみた。シャウトしてみた。
それが下記の映像。楽曲は「Oh シンデレラ」オリジナル曲です。
※原曲はインストギタリストの「わたなべゆう」くんがフィンガースタイルで弾いてくれています。(こちらも必聴!)
全編「わたなべゆう」くんのギターだけで作ったアルバムはこちら
「わたなべゆう」くんのインストアルバム達はこちら
プレイしててめちゃくちゃ気持ちよかった。音も潰れないし、高域から低音もバランスよく出ていたし。低音はコントローラーで抑えてるくらいです。ミュート含め表情も付けやすく、個人的にかなりサウンド感はグッときました。演奏力は置いておいて(汗)
一応、ワンマンで転換とか気にしなくて良かったから、AKG451(しごいち)も立ててもらいましたが、演奏してる時は動くしほとんど音は出してもらっていません。
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まとめ
いかがでしょうか?
最高峰ピックアップシステム「M-Factory」はフィンガーでもストロークでもかなり良い!という結果になりました。(あくまで主観)
別問題ですが、J-45本機に関しては、この時代のGibson特有のアジャスタブル・ブリッジで、取り扱い易いのでしょうが、どうしてもハーフミュートなどのプレイがしにくい。
これはいつか改善しなくてはなぁと思っています。
おまけ
同じ日「Martin OM-28」でフィンガースタイルで歌った演奏も。こちらは下手っぴですが(汗)
delaという名古屋のご当地アイドルに楽曲提供した「抱いてファンタジア」という曲のセルフカバーver.
筆者 近藤薫 プロフィールはこちら