音楽は95%は数学で分析出来る、残りの5%が勝負なんだ!
デビューした時、プロデューサーの大先生から言われた言葉。
今でも心に残っています。
現代音楽、流行歌の仕組みというのは、先人達があらゆる手法を試しまくって、ほぼ理論で説明出来たりするようです。
コード進行、リズム、奏法、構成などなど。
もちろん僕自身は全部説明出来るほど、勉強しきれてないけど、なんとなく、「あー、そういくよね」「そうなるよね」「という事はそう終わるよね」というのは経験で掴めるようになってきた。
◎「甘いバラードを書いて欲しい」
と言われたら、「add9」「Maj7」を使って、A.B.サビはこのコード進行でいこうとか、決まってくる。
◎「哀愁感が欲しい」
と言われたら、ま、マイナー使っておけ、、みたいな。
きっと経験をお持ちの方なら、こんな感じで進めば当たり障りない楽曲なら出来てしまうだろう。ただ、僕らはただ音楽を作るのが仕事ではなく、ヒット曲を追求しなくてはならない。その為には数学ではじき出した95%ソングじゃダメなんだと思う。
では5%は何?
それが、きっと感性、オリジナリティとかそういったもの。これはマニュアル通りでは覚えられない、教えられない。では、ここを鍛える為にはどうすればいい?それは、きっと音楽以外の事もたくさんした方がいいんだと思う。
映画観たり、本を読んだり、友達と話したり、恋したり、失恋したり、美味しいもの食べたり、行ったとこないところに行ったり、怒ったり、泣いたり、笑ったり。
まとめ
五感を震わることが、きっと大事なんだよね。
いい音楽制作作り=この5%探し!
だと思います。
これは作り手じゃなく、表現者にも同じことが言えると思います。
じゃ、遊ばなきゃっ!