僕の作曲スタイルはとても古風です。
未だギター、ピアノをと向き合い鼻歌でスタート。
もしくは何も持たず散歩しながら鼻歌でメロディをキャッチ。
この仕事を始めてから17年ほど経つが、ずっとスタイルは変わりません。
途中ちょっと、よそ見をした事もあったけど。
時代と共に変わっていくのは鼻歌後の進行。
昨今の機材進化で、もう音楽的に知ってる事も
知らない事も含め何とでもなってしまう。
バンド時代は鼻歌後、メンバーの前で大熱唱してみんなで骨組みを作っていく。
そしてウワモノを試行錯誤していく。ライブで育てていく。
だった。
今は鼻歌後のパソコンに取り込み作り込む!というのが中心なのですが、
最近それだとメロディに対する意識が
ほんの少しだけ薄れていってる事に気付いた。
やっぱりアレンジを進めていくと曲ってよく聞こえてくるから、
メロディが70点でもOK!のような感じになってしまう。
でもそれじゃダメなのかなぁと思い、
原点に帰り、メロディをとことん追求、追い込むスタイルに戻した。
そこで手にしたのが、

USBコンデンサマイク。
SAMSON マイク Meteor Mic
ICレコーダーやスマホのマイクでいいじゃんということになるが、
僕の場合Recした状態で、1時間、2時間唄いまくるので、
パソコンに直レコーディングした方が効率が良かったりする。
ICレコーダーや、スマホマイクだと録ったあと、
取り込む、ほしい部分だけ切り出すという作業が増えてくる。
この点をクリアにして自由に空間を
キャッチ出来るアイテムなのです。
この段階でメロディを100%に少しでも近づけられたら、
ヘッドアレンジもせず、アレンジャーさんにに
直発注しちゃう事も増えてきました。