はじめに
こんにちは、音楽家の近藤薫(@kondo_kaoru)です。
日々、制作仕事やイベント運営などをしておりますが、いわゆるアーティスト系の制作、J-POPと呼ばれるジャンルから、声優さんが歌うアニソン、キャラソン(キャラクターソング)まで、結構幅広くお仕事させてもらっています。
と、よく聞かれますが、制作楽曲が好きな曲であれば、声優現場、アーティスト現場、どちらも関係なく楽しいです。
と言われたら、自分がバンド、シンガーソングライターとしてこの世界に入ってきたので、アーティストとしての世界観の方が馴染みやすいし、素でお仕事に挑める。
と聞かれたら、言葉に詰まる(汗)
My Works
◎7月25日発売!
「邪神ちゃんドロップキック」
のキャラソンアルバムのサウンドP、そして楽曲提供(3.8.9)させて頂きました。バラエティに富んだ素敵な作品です。是非聴いてほしい!しかし、声優の皆様、唄うますぎ!自称アーティストの人達、頑張らないと完全に居場所無くしますね。←僕も。。 pic.twitter.com/ulZNbpNWe3— 近藤薫✴︎音楽家✴︎ (@kondo_kaoru) 2018年7月25日
今日発売日っ✨
邪教徒の皆様は勿論、沢山の方々に楽しんで頂けるんじゃないかなっ
邪神ちゃんドロップキックの魅力と世界観がギュッと詰まったアルバムとなっておりますっ!!☺
聴いてくれなきゃドロップキックですの😈#邪神ちゃんドロップキック#jcdk https://t.co/cDlYQjMq0B— 鈴木愛奈 (@aina_suzuki723) 2018年7月25日
色の違い
- 「声優」
- 「アーティスト」
もちろん双方の歌唱に良い悪いはあるけど、確実に言えることは、声優さんの歌の方が、勢いがあるし迷いがない!それはアーティストと違って、オリジナリティを追求せずアニメ、キャラクターになりきって歌えばいいんだから当然かもしれないけどね。ようするに「演じる」ことに集中すればいいので、自我を捨てて思い切りのぞめる。
アーティストはリアリティの中でメッセージを届けなければいけない。
結局は同じことをやっているけど、「色が違う」というか、色を塗るキャンバスがそもそも違うんだね。
それぞれの良い点
声優シンガー
- 表現力
- 声量のコントロール
- 声色の使い分け
- 失敗しても本業じゃないし、という潔さ
アーティスト
- 音楽知識で楽曲を捉えられる
- 音程感
- オリジナリティ(良くも悪くも)
- 作詞を自分でしている事が多いので、楽曲の聴かせたいポイントを把握している
まとめ
色を塗るキャンバスが違うと言えど、ちょっとアーティスト君たち、声優シンガーに、押されている気がするなぁ。もちろん新人の事だけどね。大ヒットしている大御所たちはここには含んでません。
日本のアニメ、声優は世界に認められているジャンル、お仕事だから当然の結果だけど、アーティスト畑出身の音楽家としては、少し寂しい現実だなと思っています。
頑張ってほしいものです!(→自分も)
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