Travis 8枚目のAlbum『Everything At Once』
いつものようにiTunes内を探索していたら、発売したばかりのTravisの新譜に出逢った。
もはやグループの説明は不要だろう。レディオヘッド、コールドプレイと並んで、イギリスの国民的バンドのひとつと言えるのかもしれない。
1999年発売の2nd Album『The Man Who』2001年発売の3rd Album『The Invisible Band』で、彼等のサウンド、楽曲に完全にハマってしまって、暫く聞き続けていたな。ライブ映像も結構観たっけな。
Travisといえばアコースティックな空気感あるサウンドと、美しくメランコリックなメロディ、フラン・ヒーリーの肩の力を抜いた甘く優しい声が売りのグループだ。
もちろん3rd後も、気づけば新譜も追っかけていたし、ベスト盤を聴いて改めて楽曲の素晴らしさに感動した覚えもあるが、何となく必要以上に含まれる安心感にドキドキ感が薄れTravis サウンドから疎遠になっていたのも事実です。
そんな中、偶然見つけた新譜。
8作目のAlbum『Everything at Once – Travis』
聴いてみて感じたこと。
自分も、規模感は全然(全く!)違いますが、17年程現役で制作を続けています。
新曲を制作するにあたって、求められる自分にとっての普遍性と、新しいドキドキ感、オーバー過ぎない斬新感とのバランスがやはり難しかったりする。
たとえは、新しく覚えたテンションコード、リズム、コード進行を自分の求められる楽曲にどう溶かし込んでいくか!とかね。歌詞のテーマもそう。全く新しいキャンパスに自由に描き込んでいったら、ビジネスとして成立しなくなることもあるから。もちろん趣味なら、新しい絵の具をふんだんに使って自由に描いたらいいけどね。
今回のTravisの新譜はまさに、旧ファンが飽きずに楽しんで聴ける作品と言えるのではないか。
<収録曲>
1.What Will Come
2.Magnificent Time
3.Radio Song
4.Paralysed
5.Animals
6.Everything At Once
7.3 Miles High
8.All Of The Places
9.Idlewild
10.Strangers On A Train
お気に入りは、リード曲にもなっていた
「3 Miles High」
と
「All Of The Places」
かな。
Travisサウンド言ったら、アコギ、クランチサウンドのエレキギターの16分の抑揚抑え目ストローク!?(自分調べ)だけど、その感じが聴こえてくるとやっぱり幸せな気分になるね。
まさに、安定の安心感、そんな感じの作品でした。
是非、聴いてみて下さい。
番外編
Travisの過去曲の中では、この2曲が特に好きかな。