はじめに
アコースティックギターの音色は温かく、優しい。歌のバックでストローク、アルペジオなど様々な奏法で支える事も出来るし、イントロ等のフレーズで世界観を作り、楽曲を印象的なものにすることが可能な、万能で人気の楽器である。
そんなアコギがイントロにフィーチャーされたヒット曲もたくさんある。
その中から特に美しく効果的な使われ方をしているなぁと感じた「おススメの10曲」を選んでみたので紹介!
関連記事>>古いギター、ビンテージギターは何故、音が良いと言われているのか?!
アコギ 名曲 10選
Extreme – More Than Words
1985年にアメリカで結成された、スーパーギタリスト、ヌーノ・ベッテンコート率いるハードロックバンド「Extream」の最大ヒット曲。エレキ好きのギターキッズも、アコギに持ち替えてみんなでコピーしてたね。ギター一本と、美しいハーモニーで最後まで飽きさせず聴かせる、まさに名曲、名演と言えるだろう。
関連記事>>「Extreme」の2nd Album「Pornograffitti」を聴いて、今更思った凄いところ。
Newton Faulkner – I Need Something
イギリス出身のシンガーソングライター。ボディヒットや変則チューニング等を屈指しオリジナリティー溢れるギタープレイを展開。この曲はアルペジオとタッピングを取り入れた印象的なイントロで始まるナンバー。何が凄いって、このプレイをしながら歌を歌い続けるところ。一度ライブを観たこともあるが、歌もギターも見事の一言!
I Need Something – Newton Faulkner
The Beatles – Blackbird
もはや説明不要のビートルズの名曲。ポールマッカートニーの魔法が降りかかった誰にも真似できない楽曲だと思う。ただ数あるビートルズのアコギをフィーチャーした名曲の中から「Blackbird」を選んだかというと、多くのアコギスト達の心と時間を奪って、夢中にさせたからかなぁ。
SPONSORLINK
John Mayer – Why Georgia
アメリカ出身のシンガーソングライター。ソングライティングはもちろん、ギタリストとしてもかなり高い評価を得ている。歌声もハスキーでとても良いし、弾き語りも絶品!この楽曲は<Gadd9>コードのハンマリングを用いた一聴オーソドックスなアコギイントロに聴こえるが、ジョンメイヤーならではの細かいテクニックが存分に織り込まれている。
Oasis – Wonderwall
ご存知イギリスの国民的バンド「OASIS(オアシス)」の楽曲。ノエルギャラガー、リアムギャラガーの兄弟喧嘩や、ビッグマウスも何かと話題を呼んだ。この曲はヒットを決定づけた2nd Album収録のOASISの代表曲のひとつですが、アコギのフレーズが素晴らしいとか、テクニックが凄いとか、そういったものとは違う。ただただ無機質にかき鳴らしたストロークが不気味なくらい存在感がある。真似できそうで真似できない、そんな楽曲だと思う。
Wonderwall (Remastered) – Oasis
関連記事>>理論武装したテクニックじゃ、強烈な「個性・オリジナリティー」には勝てない
James Iha – Lover,Lover
アメリカ・シカゴ出身のミュージシャンでスマッシング・パンプキンズのギタリスト。バンド活動中に出したソロ 1st Albumからの1曲。このアルバムはスマパン(スマッシング・パンプキンズ)とは違う、脱力した癒しのアルバムに仕上がっている。どの曲も良い感じのアコースティックサウンドに包まれているが、この曲のイントロのアルペジオから歌へ入っていく感じが最高に美しい。
Travis – Side
SPONSORLINK
Rod Stewart – Sailing
イギリス出身のミュージシャン「ロッド・スチュアート」。もはや巨匠と言ってもいいだろう。かっこよさ、セクシーさ、時に泥臭さも見せる貴公子的シンガー。しゃがれ声で優しく語りかけるように奏でるこの楽曲もアコースティックソングの名曲のひとつだ。高めのフレットを抑えて鳴らしているアルペジオがたまらなく美しい。この時代のレコーディング特有のアナログサウンドが温かさを強調させている。
Simon & Garfunkel – Scarborough Fair
こちらも説明不要のグループ。ポール・サイモンとアート・ガーファンクルによるアコースティックユニット「サイモン&ガーファンクル」。ポールの3フィンガーからなるギターサウンドと、アートの線の細い、柔らかな声の混じりが独特の世界観を生み出していた。この「スカボロー・フェア」はイギリスの伝統的なバラードで、イントロのアルペジオが寂しさを演出している。時代を越えた名演である。
Scarborough Fair / Canticle – Simon & Garfunkel
Eric Clapton – Tears In Heaven
1992年に発表されたエリッククラプトンの楽曲。映画「ラッシュ」の主題歌に起用され世界的大ヒットになった。今回この10選に入れなくてもいいのではないかと思う程、有名な楽曲だね。1993年のグラミー賞にもノミネートされ何部門も受賞をしている。この曲が流行った当時、楽器屋の試奏で、殆どの人がこの曲のイントロフレーズを弾いていったと「楽器屋あるある」として話題になった。簡単で印象的な曲頭のテーマフレーズはいつ聴いてもキャッチーだ。
Tears In Heaven (Acoustic Live) – Eric Clapton
他にもアコギの名演、名曲は沢山あります!「Apple Music」や「Spotify」などの聴き放題サービスなら、楽曲を1曲づつ購入しなくても、探している名曲たちに出会えます!こちらからチェック!>>ギターをマスターするオススメの方法!
また、これらの名曲、名フレーズを譜面でコピーするのは大変だし、譜面が苦手!という方は、やっぱりギターレッスンに行くのも良いでしょう。
お金もかかるので、3ヶ月!とか、半年!とか、期間を決めて、通うのが良いでしょう。または、無料体験レッスンに行って、コツだけ教えて帰ってくる!なんていうのも良い方法かもしれません。
初心者も安心の、無料体験レッスンがあるのはこちら!!
[avatar user=”wpmaster” size=”original” align=”center” link=”https://kondokaoru.jp/” target=”_blank”]他の音楽記事も是非!こちらをClick![/avatar]