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歌手、アーティスト、シンガーソングライターが新人の時にやっておくべきこと

筆者
こんにちは、音楽家の近藤薫(@kondo_kaoru)です。

はじめに

このCDの不況、何かと冷え切った音楽業界の中でも、いろんな縁と運に恵まれ、デビューまでたどり着き喜んでいるアーティストもいると思います。

レコード会社やプロダクションの人は口を揃えて言います。

業界の人
今の業界、すぐ結果を出さないと、契約を切られたり、優先順位が他のアーティストになったりするから、すぐ結果を出さないとダメだ。
業界の人
一昔前なら、売れなくても可能性を信じて、何年かは新人を育てる体力がメーカーや、プロダクションにもあったけど。

これは事実ですね。

確かに1年以内くらいかなぁ、早く結果を出さないと、居場所はなくなります。

そりゃ、レコード会社やプロダクションも会社ですから、予算のない中、利益は追求しないといけない訳で。

ただ、よく考えたい。

ほぼゼロの新人が、どれだけ頑張っても1年とかで大きな結果を出すのは、不可能です。余程、大きなタイアップや、大物アーティストがレコメンドしてくれた、プロデュースしてくれたみたいな事実がない限り、難しいと考えます。

月一でライブをやっても、1年で12回しかできないしね。12回でお客さんを増大させるのは至難の技。新曲を出すにしても、余程一人宅録アーティストでない限り、物理的に出せる曲数は決まってくる。

そういう理由からも、1年で結果を出すのは難しいのです。

ただ、現状、業界の望む温度は「即戦力アーティスト」「数字を出してくれるアーティスト」だ。

これは仕方ないので、腹をくくって、自分の中では成功への複数年計画を立てて、レコード会社や企業から、応援してもらってる期間で、美味しいところだけ吸収し、利用しよう。

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新人の時にやっておくべきこと

①人脈拡大

レコード会社は流石に歴史も資本もあるから、個人では出会えない人や、企業との接点が多い。
ここは、とにかく知り合いを増やすべし!名刺をもらっておいたり、連絡先を聞いておくなど。
制作まわりの人間とのつながりも大事だね。

②スキルアップ

歌、楽器、などの練習をするのに、ボイトレや楽器の先生をつけてもらおう。お金のかかることだが、期待されている新人の時なら、かなりの確率で通わせてくれるはずだ。

まとめ

この2点をとにかく地味に積み重ねていきましょう。これらをプッシュされている新人のうちにやっておかないと、1年で売れなかったときに、完全に丸裸の状態で、都会に放り出されることになる。

年齢だけ重ねて、中途半端な失敗実績しか抱えていない、中堅アーティストが這い上がってこれる程、音楽業界は楽じゃない。

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ABOUT US
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KONDOKAORU.JP編集部
KONDOKAORU.JP編集部とは、音楽家 近藤薫の活動、また音楽業界の動きをを様々な角度から発信していく編集チーム。

【編集長 近藤薫プロフィール】1999年ポリドール(現ユニバーサルミュージック)より、メジャーデビュー。2002年バンド解散後ソロとして活動を始める。【主なソロ作品】「ハロー&グッバイ」「風に乗っかって」(「テニスの王子様」ED曲など関連作品)【楽曲提供】V6/AKB48/東方神起/テゴマス/Juice=Juice/℃-ute/アンジュルム/下野紘/DEEN/柏木由紀/マオfromSID/鈴村健一/松井恵理子/dela/太田克樹/ROSARIO+CROSS/dela/出口陽 など。