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「声優になるため」には音楽や歌のスキルが不可欠だ!

はじめに

今は、歌はアーティストしか歌わない、シンガーソングライターしか歌わない!という時代ではありません。昔から、役者が楽曲をリリースしたり、スポーツ選手が企画で歌を歌うなんて事はよくありました。

昨今では声優さんの音楽仕事が増えていますね。ご存知、アニメ、声優さんの人気は世界規模です。もう、自分の持ち仕事だったはずの音楽畑のアーティストたちが、声優陣に完全に押されていますね。

逆に言えば、声優さんを目指す人は、音楽、歌を無視出来ません。しっかり音楽も学ばないと「声優」になれない時代です。

今回は、声優さんの音楽仕事の記事です。声優さんを目指す人は是非参考にしてください。

声優の音楽の仕事について

現在、声優の仕事で増えてきているのが音楽活動です。本人が音楽活動したいと思っている人もいれば、事務所の方針で始めることもあります。アニメに出演の際は、ほぼほぼキャラクターソング(キャラソン)を歌う仕事が付いてきます。

もともとは歌える人、音楽経験がある人が歌の活動を優先的に降られていましたが、今はそういうことはほとんどなくなりました。

アイドル系の作品はアニメ、ゲームで増えていきライブ活動も当たり前になっています。

なので歌やダンスに苦手意識を持っている人は、声優としてもらうことができるお仕事が少し減ると考えていてください。

特に事務所の方で歌のレッスンをしてくれる場所はほとんどなく自分で教わる人を探したり楽曲を提供してくださる人に教えてもらったりするようなことになります。

早いうちに歌やダンスは習っておくことをお勧めします。

それでは声優の音楽関係のお仕事はどんなものがあってどんなことが求められているのか書いていきます。

音楽の仕事で求められていること

①キャラクターソング

声優の人で一番最初に来る音楽のお仕事はキャラクターソング(キャラソン)が多いと思います。ほとんどの人が地声よりもキャラクターに声を寄せて芝居をしていると思います。しかし、その声のまま歌うことがキャラクターソングでは求められれいます。

人にもよりますがキャラクターとはまるで別人に聞こえる歌い方をしてしまう人はキャラクターのファンの人は違和感を覚えます。これで成功した例とすれば谷山紀章さんです。

最初の頃はキャラクターよりも歌がかっこいい、歌がうますぎるということでそれをベースにキャラクターが作られていったので現在も活躍をしています。ですが谷山さんのようにうまくいく例は稀なことが多くたいていの場合はキャラクターの声もままの方が人気がつきやすくなります。

キャラクターの声のままですごく人気を博しているのは鈴木達央さんです。キャラクターに対して歌い方のアプローチをしていることから、かなり評判がいいです。

そして自分の個人の音楽活動の歌い方と少しずつ変化をさせています。

この二つのケースにてはまりにくいのは宮野真守さん、水樹奈々さんです。この二人に関してはかなり計画的に組まれているのでキャラクターソングというよりも本人の歌にキャラクターがあっているようにに作られています。

そのため本人のまま歌ってもここまで成立することができたのです。このようになるためには事務所の中でも音楽協力のあるところに入る、もしくは事務所に入ってから強く協力を求めるのがいいです。

このようなパターンがありますが基本的にはキャラクターの声のままで歌わなければならないということが多いです。

②イベント・ライブ

最近は女性も男性もアイドル系の作品が多いので、キャラクターソングを出してイベント、ライブを繰り返すという流れが多くなってきます。

そのことから声以外にも見た目の審査が入り、さらにダンスができるかどうかが注目されます。実際にダンスが苦手だけれどキャスティングされてライブのために毎回毎回頑張っている方もたくさんいます。

ここではライブパフォーマンスができることが求められます。たとえ、ダンスが苦手でも盛り上げが上手な人は人気になります。他にもダンスや歌が苦手だけれど頑張っている姿を見るとファンの人は応援したいとなる人が多くいるためそれでファンをつけることができることもあります。

ライブイベントを楽しくすることで動画で一部公開しDVDの発売の時に購入枚数が増えて、次回のイベントには行きたいという人も増えます。そうして大きくするために盛り上げるための技術が求められます。

歌、ダンス、アドリブ、トーク力、アピール力。

この4つを駆使していきましょう。勉強するためにはアーティストのライブ映像見てみたりアイドルの映像を見てみるのがいいです。

ほとんど声優アイドル活動のようになっていくのでアイドルの人たちの映像はかなり参考になります。

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③個人での音楽活動

個人での音楽活動は人気がついてから行うことが多いです。しかし戦略的に曲を発売してアニメ作品とコラボさせることで一気に人気にさせるという手法をしているところもあります。

個人の音楽活動では2パターンあります。プロデューサーがついて活動しているところ、もしくは個人でレーベルに所属しながら活動しているところにわかれます。声優の場合はほとんどがこの2つです。

声優の音楽は本業の人たちよりも成功が難しく、食べていくことまではできますがミュージックステーションやFNS歌謡祭、紅白歌合戦に出るためには大きいバックとプロデューサーがついていないと厳しいです。

個人音楽活動を目指すのであれば音楽のバックがついているところがオススメです。

まとめ

声優の芝居だけでなく多くの技量が求められます。先ほども言いましたが声優の事務所で音楽のレッスンをしていくれるところなんてそうそうありません。

なので自分でどこまで頑張るかが肝です。絶対に歌わないです、という選択権は新人には許されないので、自分の声優の勉強と並行して身につけていきましょう。

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KONDOKAORU.JP編集部
KONDOKAORU.JP編集部とは、音楽家 近藤薫の活動、また音楽業界の動きをを様々な角度から発信していく編集チーム。

【編集長 近藤薫プロフィール】1999年ポリドール(現ユニバーサルミュージック)より、メジャーデビュー。2002年バンド解散後ソロとして活動を始める。【主なソロ作品】「ハロー&グッバイ」「風に乗っかって」(「テニスの王子様」ED曲など関連作品)【楽曲提供】V6/AKB48/東方神起/テゴマス/Juice=Juice/℃-ute/アンジュルム/下野紘/DEEN/柏木由紀/マオfromSID/鈴村健一/松井恵理子/dela/太田克樹/ROSARIO+CROSS/dela/出口陽 など。