
はじめに
ライブ現場、イベント現場などにずっといて、アーティスト、歌手、アイドルとかと関わっていると、色々な体調を訴えかけてくる子がいます。
- 喉が痛い
- 顎が痛い
- 耳がボーッと詰まった感じがする
など、様々な症状がある。
体調が悪い時期が続くと

と不安になり、メンタルの方から、さらに調子の悪さを引き延ばしてしまう事がある。

と信じる事がまず必要です。
もちろん僕はお医者さんではないので、専門的な事はわからないけど、ボイストレーナー的観点で、アドバイスをする。
①喉が痛い
これは風邪が原因が多いんだろうけど、
- 声帯の炎症
- 声帯結節(タコ)
- 声帯にポリープが出来ている
などの可能性がある。
このことに関しては別の記事に詳しく書いてあるので、そちらも参考にしてほしい。
②顎が痛い
この症状は、口筋(口の筋肉)の炎症が考えられます。
今までそんなに場数を踏んでいなかった新人が、デビューと同時に数多くのイベントをこなしだしたりすると、このような症状になる。あと、カラオケのやり過ぎも原因かもしれません。
普段喋っている時に使う口の筋肉と、歌う時に使う筋肉の疲労は、同じではありません。
いきなり走ると筋肉痛になるのと同じで、口筋も事前にストレッチをしたり等、大事に扱う必要がありますね。高音を出す時に、顎に力が入っている歌手の子をよく見るので、この状態で、準備なくたくさん歌うとよくないですね。
③耳のつまり
耳に関しては本当に怖いので、絶対に病院で専門医に診てもらう事をお勧めしますが、口も、喉も、耳も繋がっています。上記、①②が原因で、耳のつまりを引き起こしているという事も十分考えられるので、調子が悪いところ、一点だけを気にせずに、「口、喉、耳」全部で考えましょう。
まとめ
活動を続けていると、調子悪い時や、気持ち的に上がらない時もあるでしょう。そんな時に投げやりにならず、しっかり原因と向き合う事が大事です。昨日まで出来ていた事が今日出来ていなかったら、そこには必ず理由はあるはずなので。
あとは、焦らない!こんな時もあると、気持ちを解放していると、いつの間にか体調も元に戻っていたりするものです。
これから続く、長いアーティスト、ミュージシャン、歌手生活です。無理に中途半端な状態で、歩を進めず、ゆっくりでいいので完璧な状態で、しっかりとした一歩を踏み続けて行きたいものです。