【萩田光雄さん】編曲、アレンジ時の心構え ヒット曲を作るには!?巨匠からの教え

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はじめに

こんにちは、音楽家の近藤薫(@kondo_kaoru)です。

もはや説明不要の編曲家(アレンジャー)「萩田光雄さん」のトークショーに行ってきた。もちろん現役バリバリで活動されていますが、特に70年、80年代のご活躍が凄まじい。タイトルと曲が一致しないなんてことはあると思うけど、大抵の人が萩田さんの音楽を一度はどこかで耳にしているはずだ。

手掛けた代表曲

  • 異邦人
  • 少女A
  • 恋に落ちて
  • プレイバックPart2
  • 木綿のハンカチーフ
  • イミテーションゴールド
  • 横須賀ストーリー
  • 待つわ
  • 飾りじゃないのよ涙は
  • 風の谷のナウシカ
  • etc

数え上げたらきりがない。。。

編曲をする時に心がけてること

萩田さんはとにかく、印象的で美しいイントロを作る編曲家として定評がある。本日のトークショーのサブタイトルも「4000曲以上のイントロを作った男」だったくらい。。イントロは作曲家の仕事ではなく、何故か編曲家の仕事になっている。イントロは楽曲にとってめちゃくちゃ大事なのにね。

本日の講演で印象に残った言葉で、「パチンコ屋で遊んでいる人が、有線で楽曲がかかった瞬間に思わず手が止まるようなイントロ作りを目指している」というもの。

作曲家からの観点からいくと、楽曲の最大の聴かせどころは本来はサビのはずだ。なので、イントロがサビの印象を越えてはいけないとも言える。ただ、イントロがダメだと、その最大の見せ場であるサビまで気持ちをつないでもらえない。そういう意味でイントロは楽曲に感情移入をしてもらう為の助走なんだよね。

実際「プレイバックPart2」や「待つわ」「恋に落ちて」なんて、究極のサビが待っているのに、それが登場する前のイントロで、完全に心を鷲掴みにされてしまう。そんな状態で「究極のサビ」が来たら、完全にノックアウトされてしまうよね。

恋におちて -Fall in love- – 小林明子

待つわ – あみん

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まとめ

最後に、現代のデジタルに完全移行してしまった音楽制作に関してどう思うか?と質問に「道具はデジタルで、感覚はアナログで」とおっしゃっていたのも印象的でした。

やはり実績がある人の言葉は深い。公演中何度もご自分の音楽を聴いて涙を流されていた。すでに他界されてしまった演奏者や仲間を思い出してしまうとのことでしたが、良いアレンジには良い演奏が絶対に必要、そのようにおっしゃっていました。このような温かいハートが良い音楽を生むんだなと感動しました。

お話を聞いて、また音楽が好きになりました。萩田光雄さん、ありがとうございました!

萩田光雄さんが書かれた書籍。編曲論を知りたい方は是非読んでみてください。作曲家やアレンジャーを目指している若いミュージシャンも必見ですよ。

ヒット曲の料理人 編曲家・萩田光雄の時代

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