
はじめに
休日に商業施設(イオンとか)をふらふらしていると、センターコート的なところでライブをやっているのを見かけた事があるでしょう。
また、アーティスト活動をしている人なら、商業施設内のステージは、音楽ファン以外の不特定多数の人に自分の音楽を聴いてもらえるし、プロモーションとしても効果的だから、やってみたいなぁと思う人も多いだろう。
ただ、商業施設でライブって、どうやってやるんだろう?と思う人も多いはずだ。
フリーライブのやり方

①有料での場所借り
いわゆる時間いくらで場所を借りる。(売り上げからのパーセンテージでの支払いもある)もちろんお金を払えば誰でもやれるわけではない。よくセンターコートで、民芸品や、季節の商品の催事をしているのを見ると思うが、単発のテナントとして借りるというものだ。
②イベンター主催ライブ
その会場で開催するイベントを企画、運営しているイベント部署、または提携イベント会社がある。そのイベンターが企画するイベントに出演させてもらうやり方もある。企画されたイベントがアイドルものだったり、シンガーものだったり、タイミング良ければ出演も可能。
③CDショップとの合同主催

商業施設内にはタワーレコードや新星堂さん、ヴィレッジバンガードさんなど、CDを取り扱っているショップが入っている。
そのショップにリリースイベントを開催したいと話を持ち込んでみよう。
そのCDショップが、店のイベントとして場所を借りる。そこでそのショップの商品を売るためにイベントを開催するのだ。
ただ、この場合、このCDショップの売上に貢献しなくてはいけない。ある程度CDが売れる事を企画段階で説明出来ないと、開催に頷いてはくれないだろう。
なので、ひと組で開催するのではなく、リリースをすでにしている、複数組で合同で企画を持ち込むのも良いアイデアです。
問題点
プロモーションに効果的な商業施設イベントだが、どうしても気になるのが機材面だ。会場に準備されているものは、どうしてもスペックが低く、普段ライブハウス等でやっているアーティストから見ると物足りなく感じるだろう。
音響会社にオファーするにも費用を、どこがどう工面するかが問題になる。
もうひとつは、音量制限などの問題がある。様々なテナントが入っている会場なので、かなりの確率でクレームが運営側に届く。

まとめ
このように一長一短ある、商業施設イベントだが、プロモーションと割り切ると、やはりやって損はない。
開催方法も様々なので、自分の予算、目的を明確にして動いてみよう。