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ジャパンヴィンテージの魅力とは「Gibson」や「Martin」や「Fender」だけじゃない!

はじめに

ギターを触ったことのある方なら、「ヴィンテージギターが欲しい!」そう思ったことが、一度はあるはずです。GibsonやFenderのヴィンテージは、ギタリストが誰しも憧れる存在。音が良いのはもちろん、風格のあるルックスもかっこいいですよね。

ただ、ヴィンテージギターは高すぎるのが痛い点。安いものでも30万くらいしますし、とても手が出せません。

でも、実はもっとお手頃な値段のヴィンテージギターがあります。それは、Made in Japanのヴィンテージ。いわゆる「ジャパンヴィンテージ」のギターです。

GibsonやFenderに負けない、ジャパンヴィンテージの魅力をまとめます!

ジャパンヴィンテージギターとは?

ジャパンヴィンテージにギターとは、主に1970年代〜1980年代に作られた国産のギターを指します。

もちろん、世界のギター業界を引っ張ってきたのは、GibsonやFenderなどアメリカのブランドです。しかし、それら米国ブランドの品質は、1960年代後半以降悪くなっていく一方でした。

そんな中、日本のギターメーカーが、GinsonやFenderのコピーモデルを量産。日本の技術力の向上はすさまじく、中には本家に負けずとも劣らないギターがたくさん作られたのです。

2000年以降、ジャパンブランドの価値が見直され、高値で取引される個体も出てきました。この「ジャパンヴィンテージ」という言葉も、2000年以降に生まれた言葉です。

ジャパンヴィンテージの魅力

では、ジャパンヴィンテージの魅力について見てみましょう。

価格がお手頃

まずは、「価格がお手頃」ということです。

Gibsonやfenderのヴィンテージは、安いものでも30万ほどします。中には、100万を超えるものも珍しくはありません。

対して、ジャパンヴィンテージのギターは、高くても10万円前後。運が良ければ、鳴りや作りの良いヴィンテージギターが、安価で手に入ります。

現行品よりも作りが丁寧

ジャパンヴィンテージは、現在のジャパンブランドと比べると、作りが丁寧な個体が多いです。もちろん、海外のハイエンドブランドに比べると、劣ってしまうのは事実ですが…。

しかし、同価格帯の現行品を買うのであれば、ジャパンヴィンテージを候補に入れてもいいでしょう。コストの安い海外の工場で作られたものより、質のいい個体がたくさんありますからね。

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ジャパンビンテージの代表ブランド

続いて、ジャパンヴィンテージの代表的なブランドを見てみます。

YAMAHA

まずは、「YAMAHA」です。YAMAHAはギター以外にも様々な楽器作っているので、皆さんにはおなじみのブランドですね。

YAMAHAの中で特に有名なジャパンヴィンテージギターは「FG-150」、もしくは「FG-180」というモデル。FGは「フォークギター」の略で、アコースティックです。1966年から製造が開始されましたが、特に人気があるのは1960年代に作られた個体。ライトグリーンラベル、赤ラベルと呼ばれるFGは、4〜8万円くらいの値段で取引されています。
「そんなに高くないじゃん?」と思われた方もいるでしょう。しかし、当時の定価はFG-150が1万5,000円、FG-180が1万8,000円。それを考えると、相当価値が上がっていますよね。

morris

ジャパンヴィンテージでアコギといえば、「morris」も有名です。
モーリスの中でヴィンテージとして人気があるのは「W-30」というモデル。中古市場では、2〜3万円で取引されています。安価なわりに、よく鳴る個体も多いのが特徴です。(もちろん、状態のよくないものもありますが…)

Greco

ジャパンヴィンテージを語るなら「Greco」も欠かせない存在です。
Grecoは、1960年に神田商会という楽器店が設立させたブランドで、1963年からギターの製造を開始。ギブソンやリッケンバッカーのコピーモデルを多く生み出しました。
中でもおすすめなのが、ギブソンのレスポールを模して作られた「EGシリーズ」です。EG-380、EG-700のようにラインナップが別れており、後ろにつく数字が大きくなるほど、スペックや価格が上がっていきます。相場は、当時の定価とだいたい同じくらい。例えば、EG-700であれば、7万円前後で買えます。(EG-700の定価は7万円)

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ネットオークションで買うのはおすすめできない

もし、ジャパンヴィンテージの購入を考えるなら、ネットオークションで買うのはおすすめできません。なぜなら、ジャパンヴィンテージには個体差があるからです。なので、実際に弾いてみて、「鳴りがいいか」、「状態は悪くないか」などを判断しないまま買うのは、リスクが大きいと言えます。必ず、実際に手にとってみてから、購入を検討してくださいね。

まとめ

ジャパンヴィンテージの魅力や代表的なブランドをまとめました。今回ご紹介したYAMAHAやmorrisの他にも、素晴らしいジャパンヴィンテージブランドはたくさんあります。お金がないけどヴィンテージギターが欲しい、古いギターの魅力を知りたい、という方は、次の一本に、ジャパンヴィンテージを考えてみてはいかがしょうか!

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KONDOKAORU.JP編集部
KONDOKAORU.JP編集部とは、音楽家 近藤薫の活動、また音楽業界の動きをを様々な角度から発信していく編集チーム。

【編集長 近藤薫プロフィール】1999年ポリドール(現ユニバーサルミュージック)より、メジャーデビュー。2002年バンド解散後ソロとして活動を始める。【主なソロ作品】「ハロー&グッバイ」「風に乗っかって」(「テニスの王子様」ED曲など関連作品)【楽曲提供】V6/AKB48/東方神起/テゴマス/Juice=Juice/℃-ute/アンジュルム/下野紘/DEEN/柏木由紀/マオfromSID/鈴村健一/松井恵理子/dela/太田克樹/ROSARIO+CROSS/dela/出口陽 など。