レッスンとかで生徒さんのギターを見ている時に、質問される事って同じようなことが多い。
同じような質問が多いということは、その疑問は誰もがぶつかる「壁」ということだ。
F、B7、Bbなど、難しいコードが押さえられない時は!思考を変えよう!
例えばギター練習
初心者はまず、コードというものを覚える。頭で覚えて、実際にその音が鳴るようにする為に、反復練習を繰り返す。
ギターのコードで覚える順番は人それぞれだが、
その後、ほとんどの人がここで挫折すると言われている「F」「B」「Bb」「Bm」といった、「セーハ」という難敵と向き合う。
僕もギターを始めて「F」の壁につまずきそうになった。泣きべそもかいた。この壁の向こうに明るい未来があるなんて想像出来なかった。
練習の仕方、考え方
「C」や「G」は押さえられるようになったのに、その次のセーハ組が全然ダメという初心者にちょっとしたアドバイスです。
難しいコードの押さえ方のコツみたいなのは、いろんな人がBlogやYouTubeでそれぞれの練習方法を公表してくれている。
実際僕も過去記事でこういう事も書いた。(是非、こちらも参考にしてほしい。)
今回は具体的な練習法ではない。
諦める前に少し思考を変えてみよう!
①繰り返す思考
まず「C」や「G」は押さえられるようになったのに、何故「セーハ」が押さえられないのか!?
簡単です。「セーハ」コードの方が難しいからです。
例えば「C」や「G」を100回押さえたら音が出るようになったのなら、それより難しいセーハコードを同じ100回押さえてみたところでなるはずがない。
だから、300回、400回と繰り返せばいいという考え方にしてみる。
そりゃそうだけど、、となるが、「C」や「G」も30回目の時は鳴らなかったんだから、諦めないでいこう。絶対に弾けるようになります。
②練習曲の選定
この世の中にはたくさんの曲があります。
ざっくりした考え方ですが、良いなぁと思った曲には、ちょっとばかり難しいコードが入っています。
なので、自然と練習曲というのは、「C」「G」「Am」「Em」「D」だけで構成された様な曲が、教本等のは掲載されています。
もちろん順番に練習していくのもいい事ですが、やはり、音楽は楽しくないといけません。
僕は、簡単なコードばかりなんだけど、あまり好きじゃない曲より、難しいコードが入っているけど、大好きな曲で練習するべきだと思っています。その方がやる気になるからです。弾ける様になると楽しいですしね。
子供がクラシックピアノとかを習いに行って、退屈で辞めてしまうのもそういう事だったりしますよね。
まとめ
この世の中には魔法は存在しません。ただただ練習を積み上げるしかないのです。問題は積み上げる時の思考をいかに、スムーズにしてやるか!なのです。
獣道を獣道と感じさせず練習する方法を模索しましょう!楽しむ思考をどう作るか!が勝負です。