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【生徒さんからの質問に答えてみた。】FやBmなどのセーハが出来ません。練習方法やコツはありますか?

筆者
こんにちは、音楽家の近藤薫(@kondo_kaoru)です。

ギター初心者の子と向き合って話していると、みんな同じような悩みで頭を抱えています。

いろいろありますが、代表的なのがこれ。

FやBmなどのセーハが出来ません。練習方法やコツはありますか?

コードフォーム「F」の壁

ギターの練習で誰もが必ず訪れる「F」コードの壁、というのがあります。「F」のコードフォームは一般的にセーハとも言われる、ちょっとだけ難しいフォームになっています。

こんな感じのですね(下記写真)。この写真でいうと、人差し指の一本で6弦分一度に抑えていることを「セーハする」と言います。

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これが、また実に鳴らないのです。特にアコギは弦も太いし固いからなおさらです。人差し指で全弦を抑える形なのですが、指の先っぽはギターの練習をして弦を抑えていると固くなっていきますが、指の腹は柔らかいんですよね。

ただ、よく見てもらうとセーハしても全部弦を鳴らす必要はありませんね。3.4.5弦は人差し指以外の中指、薬指、小指が頑張ってくれていますから。なので、1.2.6弦だけ鳴らせば「F」は成立するのですが、それでもセーハは難しいし、なかなか鳴らない。

この場合まず最初に意識したいのが、人差し指を真ん中にして腹で抑えるというより、少し左に傾けて左の横腹で抑えるような感じで進めるといいかもしれません。指の横は骨で少し固くなっていますから、押さえやすいはずです。それでも最初は痛いですが(汗)

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良い練習方法、コツはありますか?

実は鳴らすコツというわけではありませんが、セーハってこんな感じだよと体感してもらう方法はあります。

ちょっとした筋トレ!?です。

①左て人差し指でセーハの形をとって下記のようにギターを持ち上げてください。

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持ち上げてみましたか?この時の感じってセーハしている力加減に近いんです。もちろん個人差はあります。

②試しにこの状態で6弦から1弦まで鳴らしてみてください。

K0000714

きっと鳴ってくれると思います。

この状態なら鳴るのに、普通に構えた時に鳴ってなければ確実に抑え方、力の加減がマスター出来ていないことになりますね。是非、繰り返し試行錯誤してみて、苦手ポイントを見つけてください。そうすればすぐ抑えられるようになりますよ。

まとめ

これを普通にギターを抱えるとまた、ただの「難しいセーハ」になってしまうんだけど、練習する指標にはなると思います。コツとは言えないかもしれないですが、どうしても鳴らない!という人は試してください。

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ABOUT US
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KONDOKAORU.JP編集部
KONDOKAORU.JP編集部とは、音楽家 近藤薫の活動、また音楽業界の動きをを様々な角度から発信していく編集チーム。

【編集長 近藤薫プロフィール】1999年ポリドール(現ユニバーサルミュージック)より、メジャーデビュー。2002年バンド解散後ソロとして活動を始める。【主なソロ作品】「ハロー&グッバイ」「風に乗っかって」(「テニスの王子様」ED曲など関連作品)【楽曲提供】V6/AKB48/東方神起/テゴマス/Juice=Juice/℃-ute/アンジュルム/下野紘/DEEN/柏木由紀/マオfromSID/鈴村健一/松井恵理子/dela/太田克樹/ROSARIO+CROSS/dela/出口陽 など。