巡り巡って素敵な未来に繋がる事もある

成功する方法
相談
先日アーティスト志望の20代前半の子から


と相談を受けました。。
成功する方法があったら僕も教えてほしいよ!と笑いながらも、何となく経験から僕の持論を話しました。
話をしながら見えてくることってあるよね。僕ら世代が当たり前と思っている事に、全然気付いていなかったり。何でも自分基準で物事を考えて、若い子たちやスタッフに期待しちゃ駄目なんだなと思った。

考え方
仕事柄、いろいろな考え方のアーティスト達を見ています。
- 一流のプロフェッショナル
- 三流のミュージシャン
- 夢溢れる新人さん
- 未来を信じる研究生たち
その相談をくれた子含め、最近の若いアーティスト志望の子を見ているとね、目の前に置かれた事だけを評価して、自分の次の行動を決めているように思えるんだよね。



そりゃさ、つまらない仕事や、面倒なご依頼もあるさ。嫌な相手だって仕事をしていたらいっぱいいるだろうし。それに関しては業種、ジャンルに関わらず、どこだってほとんどそんな感じだと思う。
その向こうに
ただ、その嫌な人の向こうに、いや、そのさらに向こうかもしれないけど、一生自分の芸能生活を支えてくださる恩師になる方がいるかもしれないでしょ。チャンスをくださる多方面のスペシャリストがいるかもしれないじゃん。そう考えたら無駄なことなんてないのにそうは考えられない子達が多い気がするなぁ。

努力の連鎖
目の前に見えている結果と、自分の労力を直線的に繋いで考えちゃうのはもったいないよね。すぐ答えが欲しい気持ちは分かるけど、そんなに簡単に結果にたどり着いたら苦労はいらない訳で。努力を繋いでいかないといけないと思うな。
秋元康先生
プロデューサーで、作詞家の秋元康大先生の名言で
「夢は全力で伸ばした手の指の先の 1ミリ先にある」
という言葉がありますね。素敵ですね。
まとめ
すぐ答えを探し出そうとせず、じっくり虎視眈々と努力を積み重ねながら、目標に向かって前進し続けるしかないと思うのです。
「一見意味があるのかな?と思う仕事や小さな出会いが、巡り巡って素敵な未来に繋がる」
かもしれません。
僕もいまだ、素敵な未来に向かって日々前進中です。