
はじめに
「タイアップつけても売れないよ、だってドラマの主題歌やエンディングを決めても売れないんだから」
とか、業界の中では良く耳にするフレーズだ。
最近ではアーティストや、お客さんですらそんな事を言う。
タイアップの威力はなくなってしまったのか!?
確かにひと昔前の、ドラマの主題歌がミリオンを量産していた時代からしてみれば、タイアップの効果は薄くなってきたと言えるのかもしれない。
ただ、それも一理あると思うけど、、これだけサブスクリプション(サブスク)や配信販売、YouTubeや、Shazam(曲を簡単に調べるアプリ)なんかが近くにあるんだから、逆に聴こえてくる曲が良いものであれば、すぐ検索して、触れられる環境があるって事だよね。
果たして「タイアップは売れない!」は、
本当なんだろうか??
思い出話
自分の話ですが、学生の時、何気に観ていたドラマの中で、めっちゃくちゃ良い曲がBGMで流れてて、その頃、その曲をネットとかで調べる術もないから、翌日、フジテレビに電話して、そのBGMを調べてもらったなんて事があります。
主題歌でもエンディングでもなく、後ろに薄く流れてる、ただのBGMです。
即、CDを買いに行ったね。
ビル・ラバンティーの曲で、この後、ビル・ラバンティーがメッチャ好きになった。

甘酸っぱい気持ちが蘇る!
まとめ
今の時代、こんな衝動をすぐ形にする事が可能なわけです。
だから、タイアップ曲が絶対に売れない!というのは、少し違うのかもしれない。
ただ、考えられる原因としては、単純に、
テレビの視聴者が圧倒的に減った。
中でもエンタメに興味がある層のテレビ離れ。
というのはあると思う。
音楽好きはテレビを観ない。
のかもしれない。
ただ、どこで聴いても、楽曲が良ければ、人は調べるし、興味も持つ。
僕は音楽家として、曲の力があれば、絶対にたくさんの人に届く!と信じています。
いや、信じたい。