iTunes
AppleのiTunesでの音楽ダウンロード販売が終了!「Apple Music」が主流になっていくとのこと。
AppleのiTunesの音楽ダウンロードは来年3月末に終了を発表するとの報道 https://t.co/HuHCLaEoy9
— FNMNL (@fnmnltv) 2018年4月11日
まだ断言されていないみたいだけど、ほぼこの展開は間違いないだろうな。
しかし、「サブスクリプションサービス」が音楽配信の主流になっていくのは予想通りだけど、ダウンロード販売を廃止するというのは音楽業界的にまた激震が走るだろう。配信プラットホーム、トップランナーのiTunesがダウンロード販売から撤退すれば、きっと他サイトもそれに引っ張られていくことになるし、何より、今ストリーミングでの配信をしていないアーティストも配信せざるおえないことになるし。
期間に対して対価を支払うもの、いわゆる定額制。この場合、月間で決まった金額を支払い、iTunes上にある音楽が聴き放題になるというもの。「サブスク」と略されて呼ばれる事もある。
世の中が「サブスク」に染まりだすと、困るのは大きな資本(制作費)で音楽を作っている会社、プロダクション、アーティストなのかなと思う。正直、聴き放題で聴かれるより、1曲250円とかで購入してくれた方が還元率は高い。例えば「サブスク」で1度再生されると「約0.5円~1円」が、ダウンロード配信の場合約50%の「約120円前後」が原盤権所有者(レコード会社。プロダクション)に還元される。(作家にではないですよ←ここ重要!)
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人気のあるアーティスト程、1曲250円でもダウンロード購入してくれる人が本来、多いはずなのに、「サブスク(聴き放題)」で聴かれて満足されてしまう!?どんな大好きなアーティストの曲でも短期間にそんなに何十回、何百回とは聴かないはずだよね。上記金額で考えると、約120回再生しないと、ダウンロード販売された時と同じ還元額にならない計算になる、若干乱暴な発想だが、そうなる。
という判断で、またCDが飛ぶように売れだす、、という奇跡を望みたいが、まぁ、考えにくい。
「サブスク」が浸透することによって、追い風になるアーティスト、楽曲は、
的な、「実は興味あったんだよねアーティスト」達。なので、インディーズアーティストや、実力はあったのに大きなプロモーションに恵まれなかった中堅アーティスト達なのかもしれない。後は、懐かしい「青春時代の名曲たち」もサブスクの恩恵を受けることだろう。こういった楽曲も久しぶりに聴いてみたい願望がくすぐられて再生される回数が増えると思う。
まとめ
今回のサブスクオンリーへの移行。音楽業界にとっては「一長一短」ではあるけど、CDが売れず、ダウンロード販売も伸び悩んでる業界の中、個人的にはとてもワクワクする展開です。ただ、ひとつ言える確かな事としては、肝心の音楽を作ってるクリエイターは、どんどん厳しい状況になっていくだろうなと思う。1再生1円がレコード会社に還元されてそこから作詞作曲家に分配される金額はまさに雀の涙。今後は作家個人がレーベルとなって原盤を持ち、発信していかなければいけないのかなと思っています。
クリエイターとしては頭が痛い点はいっぱいありますが、リスナー側からしたら、音楽を楽しめる環境がどんどん良くなることは間違いないですよね。いつもお勧めしていますが、音楽は単体購入するより、サブスク会員登録して聴き放題プランで音楽を楽しんだ方が楽しいです。購入視聴だと好きな音楽に偏るし、視野が狭くなるので。
聴き放題サービス「Apple Music」で聴いてみる。
ファミリープランや、学生プランもありますよ。
Apple、iTunes、サブスクリプションサービスの今後に注目したいと思います。