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【クリエイター論】コンテンツは出せば出すほどヒットは生まれる!?という考え方について

筆者
こんにちは、作詞、作曲家の近藤薫(@kondo_kaoru)です。

はじめに

僕たちプロのクリエイターは日々創作し続けなければいけない。作品を生み続けなければいけない。

僕の仕事に例えると「楽曲」だったり、「企画イベント」だったり、「アーティスト」そのものなのかもしれない。それらコンテンツを販売して仕事にしている以上、余程、別で資産があったりしない限り、筆を止められない。止めてはいけない。※趣味志向者は対象外です。

ようするに量産していかなければいけないんです。逆に言えば、楽曲を量産すればする程、ヒットへの確率も上がる!?(理論上)はずだ。ヒットまではいかないにしても、1曲いくらで収入があるとすれば、生活はしてはいけるという事になる。

※楽曲などのコンテンツを市場に向けて発信した場合です。部屋の中で作り上げて喜んでるだけでは意味がない。

ただ、これはビジネス的観点だ。

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クリエイターとしてのこだわり

クリエイターマインドで考えてみたら、こうはいかない、量産すればいい!というかそんな発想は嫌だ、になる。当たり前ですね。

クリエイター
魂のこもった渾身の一曲を丁寧に作り上げたい!
クリエイター
雑に量産した楽曲なんか、本意ではない!

というのが、クリエイターとしての正論だろう。これには大きく賛同したい。

クリエイターとリスナーの価値観の差異

クリエイターのこだわり

「クリエイターのこだわり」実に響きだけ捉えたら素敵なフレーズだ!ただ、クリエイターとしての絶妙なこだわりは、時に、音楽リスナーに分かりにくい部分だったりもする。

果たしてそのこだわりから生み出したそのフレーズや音色が無かったら「リスナーは再生を止めていただろうか?」という議論に達する。

ここで経営者マインドと、クリエイターマインドはいつもぶつかる。

利益を追求しないといけない経営者と、

クリエイター
「こだわりを曲げずに信念を貫き通すこそ大事なんだ、それが巡り巡ってファンに届くんだ!」

という創作者(クリエイター)。

この戦いを僕は、間近で何度も見えている、結構な火花が散っている。

まとめ

この戦いの末路、最後には、どんなこだわりがあっても「売れなければ意味がない」になる。

僕は経営者であり、クリエイターでもあるから、両方の思考を行ったり来たりしている。その結果、プロならばやはり、利益を生み出さないといけないと思っています。こだわりを2.3削っても、まず売れる。

そして売れた後に、その削った2.3のこだわりともう一度向き合ってみたらよいのではないかなと思います。

クリエイターのみなさん、共に頑張りましょう!

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ABOUT US
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KONDOKAORU.JP編集部
KONDOKAORU.JP編集部とは、音楽家 近藤薫の活動、また音楽業界の動きをを様々な角度から発信していく編集チーム。

【編集長 近藤薫プロフィール】1999年ポリドール(現ユニバーサルミュージック)より、メジャーデビュー。2002年バンド解散後ソロとして活動を始める。【主なソロ作品】「ハロー&グッバイ」「風に乗っかって」(「テニスの王子様」ED曲など関連作品)【楽曲提供】V6/AKB48/東方神起/テゴマス/Juice=Juice/℃-ute/アンジュルム/下野紘/DEEN/柏木由紀/マオfromSID/鈴村健一/松井恵理子/dela/太田克樹/ROSARIO+CROSS/dela/出口陽 など。