上海
上海の旅、2日目。
大董・DADONG
「北京ダック」の名店と噂される「大董・DADONG 」 に行ってみた。話によると数日前の予約でも抑えられないくらい人気店のようだ。今回、上海の知人が、僕の上海行きが決定した1ヶ月前に予約してくれてようやく予約がとれたようです。ただ、それでも17時からという時間帯。
「北京ダック」それから「中華」とかいうと、勝手に、煙がモクモクで油がギトギトの、歴史ある風格の店内を想像してしまうが、行ってみたら、僕の中の「中華」という枠を遥かに越えた内装。ホテルの最上階のラウンジっぽい感じにも見える。お客さんがいたからあまりいい感じの店内写真が撮れなくて残念でしたが。
メニュー
次に驚いたのが、メニューの分厚さと、重さ。ひとりでは動かすのも大変なくらいの重量感。強引にメニューを自分の前に持ってきてめくってみると、見ているだけで楽しくなるような品揃え。こちらもお客さんの映り込みを気にして写真は一定の角度だけ。
注文
僕らの席を担当してくれたスタッフは、日本語も英語も分からない子でした。というわけで、連れてきてくれた知人に注文は全部お任せ。ただ、言葉は通じなくとも、せっかくの場所だし何か伝いたいし、質問もしたく、知人に翻訳してもらって「日本人のお客が喜んで食べていくメニューは何ですか?」と聞いてみた。そしたら、「日本人はあまり来ないから分からない」と返事が返ってきた。
北京ダック
北京ダックって、こんなに上品なものなんだと、驚いた。このお店だからというのもあるけど、なんとも丁寧に切って取り分けてくれた。鉄板焼き屋みたいな派手なパフォーマンスはない。
「北京ダック」には砂糖をつけて食べるとのこと。お肉部分というより、皮の部分ね、カリッとした。好きな人の中では常識なのかもしれないが、これには驚いた。でも実際に付けて食べてみると皮のジューシーな所と砂糖の甘さの相性が実にいい。一瞬首を傾げてしまったが、病みつきになる人も多いだろうなぁ。
その他の料理
食べるのとお話に夢中になっていたのもあるけど、なかなか全品写真にうまくおさめられませんでした。
まとめ
一言でまとめると上品な味、雰囲気でした。味覚も視覚も楽しませてくれる料理と言えるね。さすが名店!ただ、日本人だけで来店すると、日本語も通じないし、100%お店の良さが味わえないのかなと思いました。値段はご馳走していただいたので高いか安いか分からないけど、東京で少し小綺麗なお店に行くと思えば全然安いと思います。中華料理のイメージをいい意味で壊してくれたそんなお店でした。