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「売れてどうするの?」と言われて。

親友でもあり、ビジネスパートナーでもあるY氏と新案件の音楽制作の打合せをし、その後会食。1軒目は将来有望な若手アーティスト2人も同席して計4人で焼肉。デビューする事、売れる事に関して談義。そう言えば、昔、先輩アーティストに「デビューなんて誰でも出来る」難しいのは「売れる事だ」そしてもっと難しいのは「売れ続ける事だ」と言われたのを思い出した。言われた時はは、そりゃそうだろ、、となんとなく頷いただけだったが、その言葉たちがとても深かったことをここ数年思い知っている。

焼肉食べた後、Y氏と2人で都内の隠れ家的バーでさらに談義。生徒の子や、新人の子は「売れたい」と言う。それはそうだよね、当然その気持ちは強く持ってた方がいい。ただ「売れてどうするの?」と逆に聞いてみると意外にみんな答えられない「えっ、、それは、、、分からないけど、なんか売れたいじゃないですかぁ」となってしまう。

ミュージシャンなら全員売れたいと思ってると思うけど「売れたい理由」を明確に心に持っておいた方がいい。「モテたい!」「お金持ちになりたいから!」でももちろんいいけど、お金持ちになって、何々をしたい!とか、さらに細かく持つとなおいい。

僕は、、もちろんお金は欲しいけど、ただ、その前に僕は音楽がとにかく好きなんです。実は最近強く気付いた(汗)でも、商業的に制作を進めると色々制作に対して制限が出来る。クライアント様のご意見の中、「あっちの曲の方が良かったのになぁ」とか、「この歌詞最高なのに書き直し?」的に思うことは日常茶飯事。それがとても残念で寂しい。もちろん自分の感覚が現代の音楽シーンとリンクしているとは思わない。でも、僕は、何一つ濁りのない自分の音楽をいろんな人に聞いてもらいたい、世の中に打ち出したい!から、売れて結果を出したいのかもしれない。売れないうちは自分の発言に説得力を持たないから、どれだけ主張しても相手に頷いてもらえない。(もらいにくい)これは経験上体感してきた。

要するに、自由に思うがままに好きな音楽と向き合いたいという事なんです。売れなきゃ好きな事出来ないなと。昔はなんの結果も出してないのに、偉そうな事ばかり言ってました。ごめんなさい。

今頭の中に形にしたい楽曲がたくさんあるんです。この曲達をそのままの形で世の中にリリースしたい。

好きなことをストレスフリーで。

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KONDOKAORU.JP編集部
KONDOKAORU.JP編集部とは、音楽家 近藤薫の活動、また音楽業界の動きをを様々な角度から発信していく編集チーム。

【編集長 近藤薫プロフィール】1999年ポリドール(現ユニバーサルミュージック)より、メジャーデビュー。2002年バンド解散後ソロとして活動を始める。【主なソロ作品】「ハロー&グッバイ」「風に乗っかって」(「テニスの王子様」ED曲など関連作品)【楽曲提供】V6/AKB48/東方神起/テゴマス/Juice=Juice/℃-ute/アンジュルム/下野紘/DEEN/柏木由紀/マオfromSID/鈴村健一/松井恵理子/dela/太田克樹/ROSARIO+CROSS/dela/出口陽 など。