はじめに
どんなものにも永遠はない。最初からネガティブな発言だけど、大抵のものにはいつか終わりが来る。もちろん例外はあるけどね。僕はデビューしたバンドも、デビュー出来なかったバンドも合わせると、3つ、4つ終わらせてるし、会社や企画チームとかも入れると結構な数の「はじまりと終わり」を経験している。どのプロジェクトも、最初は終わりなど考えもせず、絶対に、いつかこのメンバーで大きくなって、「楽園を作るんだ!」と永遠を誓った仲間達だ。それが時間が経ち、気持ちや心や目標にズレが生じ、永遠が永遠じゃなくなる。
音楽業界に例えると、バンドとかアイドルグループとか、ユニットとかだね。グループを組む時のモチベーションって、もちろんそのスタイルが好き!という事もあるけど、本来、自分一人では表現できない自分には足らない部分を補うために、その部分を担当できるメンバーを集めたりする。意図的にそういうメンバーを集めていなくても、活動していくうちにそのようなバランスが出来る。
その良いバランスで走り続けてきたチームが解体した後、メンバーひとりひとりでその後どう活動していくのか。
解散後
バンドの場合、ボーカリストはソロ活動を始めるね、作家活動とか、プロデュースワークとか、ボイストレーナーなんてことも出来る。まさに自分がそうですが。キーボーディスとやギタリストも、アレンジャーやったり、作曲家やったりというのが多いね。
楽器別に分けて書いているけど、ベーシスト、ドラマーもどの担当メンバーも、解散してからも一人でも仕事を受けられるように、いろいろなことを勉強しておいた方がいいと思うんです。単純に楽器を弾くライブサポートだけで食べていくのは至難の業ですから。もちろん、大物アーティストに気に入られて、ライブもレコーディングも、テレビ収録とかもすべて呼んでもらえるレギュラーサポートになれたらいいけど、そんな可能性も低い。
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自分で発信出来るメディアを持とう!
演奏だけがダメなら、作曲とか、アレンジの勉強をすればいいという話になりますが、それだけでも今後は食べていけません。これからの時代、絶対に必要なのは「自分で発信出来るメディア」を持つという事だと思う。これからはレコード会社も消え、テレビ局、ラジオ局も縮小して個人メディアが活躍する時代が来るはずです。
例えば、「Webラジオ」「YouTubeチャンネル」「Web TV」「ブログ」その他その時代時代で登場する「SNS」でもいいです。どこにも所属することなく、ひとりになった後でもそこから自分の商品、作品を販売したり、告知したり出来るようにしておいた方がいいですね。へたに作曲が出来て、いろんな人に頭を下げて自分の曲を採用してもらうより、自分のメディアでその楽曲を販売できるようにした方がいいという事です。
上に書いたメディアはただ持つだけじゃなく、人気媒体にしなくてはいけません。Twitterとかブログとか普通にやっている人はたくさんいるでしょう。ただ、日常をつぶやくような規模ではなく、例えば、フォロワーが1万人以上の影響力のある「メディア」を持つことに意味があると思います。
まとめ
バンドも、アイドルもユニットも、会社でもそうですね。もしそれらの永遠がもし無くなったとしても、自分の商品を発信出来る強力な「メディア」を持つことが出来たら、ひとりになった後も、この業界で生き延びていけるはずです。僕自身もいつそうなってもいいように、試行錯誤の毎日です。
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