はじめに
シンガーソングライターとは、自分で作詞、作曲して歌を歌う人のことを言う。大抵のシンガーソングライターは、ギターを弾いたりピアノを弾いたりしながら歌う。「弾き語り」というスタイルでライブをしたりもする。人によってはアレンジ(編曲)、レコーディング(録音)なども担当し、完全にひとりで音楽を構築する、いわゆるスーパーミュージシャンです。
正真正銘のアーティスト!?と呼んでもいいかもしれない。
ひとりで全部出来るスタイルはミュージシャンの中でも、目指したい憧れのフォーマットのひとつとも言える。
シンガーソングライターは売れにくい!?
ただ、アイドルグループや、バンドに比べて、人数はたくさんいるのに、売れるシンガーソングライターは何故か少ない。
もちろん売れているシンガーソングライターをあげろと言われたら、両手じゃ数えられないくらいいるけど、世の中に存在する数からしてみたら、選ばれるシンガーは少ないと言える。
こんなひとりで何でもこなせるマルチなミュージシャン、使い勝手がいいし、レコード会社的には活動させるにはコスパもいいだろうし、プッシュしない手はない気がする。
先日、とある音楽関係者と会食があった時、こな話題になった。その時に「なるほど!」と思う答えに出会った。
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理由
どんな優れたミュージシャンでも若いうちは色々足りない部分がある、それは音楽的にも、人間的にも。
「天才」と呼ばれる人以外は、その足りない何かを埋めないと前進出来ない。
その足りない何かを埋めてくれる人は、いわゆる経験値を積み上げた大人なんだと思うんです。
- ベテランミュージシャン
- 音楽プロデューサー
- アレンジャー
- マネージメントスタッフ達
そうです、シンガーソングライター、アーティストは、中途半端にいろんな事がひとりで出来てしまうから、足りない溝を埋めてくれようとする、大人の意見を聞かないのです。
言い方を変えると、アーティストのこだわり、頑固、という言葉になるだろう。
例
例えば、すごく良い歌詞を作り、ビジュアルも良く、歌もうまい女性シンガーソングライターがいたとします。
その子は残念ながら、作曲に関しては60点くらいだとします。
この場合、作曲に関しては、プロの作曲家の先生の助言を聞いたり、音楽プロデューサーの意見に耳を傾けるべきなんです。
確かに、どちらの意見が正しいかなんて分かりませんが、大人の意見を聞き入れた後に、自分のこだわりと向き合えばいいと思うんです。
まとめ
若い感性は、大人には絶対真似出来ません。
ただ、諸先輩方達が発見してきた音楽理論は、やはり間違っていない部分も多いんですよね。
長い間、音楽業界にいて、「この子、この部分、もう少し柔軟になれば、デビューも出来るし、可能性広がるのになぁ」と思う事はよくあります。
昔と違って、個人でプロモーション、販売出来るやり方はたくさんあるので、一概には言えませんが、売れる為に、絶対に必要なのは、
才能、こだわり、努力、そして受け入れる柔軟性。
だと思っています。
シンガーソングライターは本当に大好きなので、たくさんのシンガーたちに羽ばたいてほしいと常日頃思っています。
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