ただで弾いてくれない?って
「ただで弾いてくれない?」
この言葉があまり好きじゃない。だって音大で技術と精神を研き、全てを音楽に捧げた人に「ただで」って簡単に言ってほしくない。医者に「ただで診て」とは言わないのに、なぜ芸術だとボランティアになってしまうのか。音楽家は死ぬまで勉強。精神を削る命がけの仕事。
— kanana*violinist (@kana_vn1222) 2018年8月13日
Twitterでバズっていたこのtweet.僕の周りの音楽現場でも、ものすごくよくある光景ですね。この方はクラシック畑の人っぽいけど、ポップスの方はきっともっと乱雑かなぁ。もともと音楽って、「道楽」という考え方も出来るから、
という人も沢山いるんですよね。そういう人はきっとプロではなく、
- 「出来ればプロ」
- 「アマチュアで仕事はやりながらの空き時間だけミュージシャン」
のはずなんだよね、きっと。
▼こういう人・・・・やりとりを見ると、ほんとそうだよね、という納得レスが返ってきてますね。
こんな一般ベーシストが言うのもあれですが、音楽を生きるためとかお金のためとかそんなん第一にしてたのしいですか?確かにタダで弾けと言う人間が第一に間違っているのは分かりますが命懸けの仕事とかまでになるとなんか聞いてて悲しいですよ
— Ayumu (@bacar_ayumu) 2018年8月14日
貴方の仰りたい意図は解します。
しかしこの方は好きだからこそ命かけてるんでしょう。
職業音楽家は生活もかかってます。霞を食べて生きてるわけではないですし、生活するにはお金が必要です。己が商品ですから色々研くために命も削るのはおかしくないです。と私は思います。— ハチマル@なんとか王朝のファラオ (@chiara_eight) 2018年8月15日
職業と趣味を混同してない?
サッカーチームやプロ野球チームにただで自分達と試合してくれなんて言わないだろうし、サッカーや野球を趣味にしてる人がプロ選手に金の為にやってんの?命懸けとかおかしくね?と言うの?自分は何の為に仕事すんの?金の為じゃないの?— よねっ! (@Shin_Yoneda) 2018年8月14日
ベース1本で食っていけるようになってから噛み付いてはどうでしょうか😞
ド三流なのによくプロの方にそこまで無知を晒すことが出来ますよね…— 💠ゆぴてる💠 (@Yupitannnnnn_) 2018年8月15日
最初の発信者様が、仰っていられるように、プロになるためには、半端じゃない努力と、営業をしているんですよね。その成果あってようやく「プロ」として活動が始められる。そして、腹をくくってそれまでのお仕事を辞めて、音楽一本で食べていく決意を固めるんだ。
お医者さんや、プロスポーツ選手と変わらないよね。
まとめ
とは言いましたけど、実際無料で頼まれちゃう人はそれくらいのクオリティしかないという言い方も出来るわけで。僕も人を見て決めてるわけじゃないけど、さすがにこの人には「このギャラでお願いできないなぁ」とかあるから。
自分自身が、確かな技術と実績を積み重ねていくしかないんだよね。
いつかは「さすがに近藤さんに、無料ではお願いできない!」と誰もに言ってもらえるようになりたいです。
音楽はボランティアじゃないよね、絶対に仕事化、無感情なルーティンワークにはしちゃいけない、自由に楽しむものだけど、僕にとって音楽は、生きていく為の仕事だ。
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